
引っかかり感・方向転換時の痛み
半月板を傷めたら、
もう以前のようには走れないのだろうか
このような、膝の引っかかり感や
ランニングへの不安を抱えていませんか?
今回ご紹介するのは、ジョギング中に右膝を痛め、整形外科で内側半月板損傷と診断された46歳男性の改善ストーリーです。
MRI検査後、手術をせずに経過をみる方針となりましたが、約2か月たっても膝の内側の痛みや引っかかり感が続き、趣味のランニングを中断していました。
当院では、医療機関での診断を踏まえ、膝だけでなく股関節・足首の動きや身体の使い方も確認。施術と運動療法を組み合わせ、段階的なランニング復帰を目指しました。
9回の施術を経て、
痛みや膝崩れへの不安が軽減
通院終了から約1か月後には、
再び10kmのランニングを楽しめるようになりました
痛みや膝崩れへの不安が軽減
通院終了から約1か月後には、再び
10kmのランニングを楽しめるようになりました
膝の引っかかり感や痛みで
ランニング再開に不安がある方は、
まずは一度ご相談ください。
来院時の状態
大好きなランニングを中断
普段は会社員として働きながら、休日にはジョギングや市民マラソンを楽しまれていました。
右膝を痛めたのは、来院する約2か月前のことでした。
休日にジョギングをしていた際、路面の段差を避けようと急に方向を変えた瞬間、右膝に「コクッ」という感覚と強い痛みが走りました。
負傷直後の強い痛みや腫れは徐々に落ち着いたものの、膝をひねる動作で引っかかり感が残りました。
特につらかったのは、右脚を軸にして身体の向きを変える動作でした。
例えば、車の運転席から降りる際、足を地面につけたまま身体をひねると、膝の内側に鋭い痛みが出ていました。
また、仕事中に急いで方向を変えるときや、階段を下りながら身体の向きを変えたときにも、引っかかるような感覚がありました。
「まっすぐなら普通に歩けるのに、
ちょっとしたひねりで急に痛むんです」
痛みが出るタイミングを予測しにくいことも、不安につながっていました。
病院ではMRI検査を受け、右膝の内側半月板損傷と診断されました。
医師からは手術を行わずに経過をみる方針が説明され、安静や薬による対応を続けていました。
しかし、約2か月が経過しても、走ろうとすると膝の引っかかりが気になっていました。
特に、踏み込んだ際に膝が抜けるような感覚があり、ランニングを再開することが怖くなっていたそうです。
「走るのが好きなのに、
また痛めるのが怖くて走れない」
もう一度、自分のペースで気持ちよく走りたいという思いで、当院へ来院されました。
問診検査
踏み込み動作を確認
まず、医療機関での診断内容や負傷時の状況、現在の症状を確認しました。
特に、膝をどの方向へ動かすと痛みが出るのか、引っかかり感がどのような場面で起こるのかを詳しく伺いました。
そのうえで、膝の曲げ伸ばしや周囲の筋力、股関節・足首の動きを確認しました。
右膝を曲げる角度は125度で、深く曲げると膝の内側に詰まるような感覚がありました。
また、膝を伸ばす動作では、完全に伸び切るまであと5度の制限がみられました。
膝裏から内側にかけて抵抗感があり、動きが制限されていました。
膝の内側には、押すと痛む部分がみられました。
また、膝を曲げながら一定の方向へ動かすマックマレーテストでは、クリック音とともに普段の痛みが再現されました。
膝に圧力を加えながら動きを確認するアプレイテストでも、痛みがみられました。
これらの所見は、医療機関で診断されている内側半月板損傷と矛盾しないものでした。
ただし、こうした検査だけで半月板の損傷部位や、関節内で何が引っかかっているかを正確に特定することはできません。
次に、右脚を前へ踏み込み、身体の向きを変える動作を確認しました。
すると、足先が外側を向いている一方で、右膝は内側へ入りやすい状態でした。
このような足先と膝の向きに差がある動きは、一般に「ニーイン・トゥーアウト」と呼ばれます。
今回の方は、この動作を行う際にも膝の内側に不安感がありました。
さらに、股関節をひねる動きや足首の柔軟性を確認しました。
その結果、右股関節を内側へ回す動きと足首の可動域に制限がみられました。
また、太ももの前側にある大腿四頭筋や、お尻の奥にある股関節周囲の筋肉にも、力の入りにくさが確認されました。
方向転換の際に股関節・膝・足首が
どのように動いているかにも注目しました。
原因分析
膝に負担がかかる動き
今回の方は、MRI検査によって内側半月板損傷と診断されていました。
そのうえで当院では、現在の症状にどのような動作が関係している可能性があるのかを考えました。
01
半月板とは、太ももの骨とすねの骨の間にある、クッションのような役割を持つ軟骨組織です。
膝の内側と外側にそれぞれあり、体重がかかったときの力を分散させたり、関節の安定性を支えたりしています。
膝を曲げ伸ばししたり、体重をかけながら方向を変えたりする際にも、半月板には負荷がかかります。
今回の方は、右膝の内側半月板を損傷しており、ひねる動作で膝の内側に痛みと引っかかり感が出ていました。
半月板損傷では、傷ついた半月板や周辺組織が症状に関係することがあります。
今回の引っかかり感が、半月板の一部が実際に挟まって生じたものかどうかは、検査だけでは断定できません。
また、痛みが軽減したことと、損傷した半月板そのものが治癒したことは同じではありません。
02
もう一つ注目したのが、身体の向きを変えるときの動作です。
歩く方向を変えたり、ランニング中に曲がったりする際には、股関節・膝・足首が連動して働きます。
今回の方は、股関節や足首の動きに制限があり、踏み込みの際には膝が内側へ入りやすい特徴がみられました。
そのため、足先と膝の向きに差が生じる動作が、膝への負担に関係している可能性を考えました。
ただし、膝は本来まったくひねってはいけない関節ではありません。
膝にも一定の回旋運動があり、ニーインがみられることだけで半月板損傷の原因を特定することはできません。
半月板損傷そのものを整体で修復するのではなく、
痛みを悪化させないよう配慮しながら、
膝周囲の筋力や股関節・足首の動き、
方向転換時の身体の使い方を改善することを目指しました。
施術プラン
再び走れる身体を目指す
今回の目標は、日常生活で膝を動かしやすくすることに加え、再びジョギングを楽しめるようになることでした。
そのため、最初からランニングを再開するのではなく、膝の状態を確認しながら段階的に施術と運動を進めました。
STEP 01
膝裏・太もも周囲の筋肉へアプローチ
まず、膝を伸ばしにくい状態に着目しました。
膝裏にある半膜様筋や膝窩筋など、膝の動きに関係する筋肉の状態を確認し、無理のない範囲で手技による施術を行いました。
目的は、膝の曲げ伸ばしに伴う不快感を和らげ、動かしやすい状態を目指すことです。
STEP 02
股関節の動きと筋力を確認する
次に、動きの制限がみられた股関節周囲へアプローチしました。
お尻の筋肉や股関節の可動域を確認しながら、本人が無理なく身体の向きを変えられるように運動を取り入れました。
特に、踏み込んだ際に股関節で身体を支える感覚を確認しました。
STEP 03
足首と踏み込み動作を調整する
足首の動きにも制限がみられたため、関節の可動域を確認しながら施術を行いました。
また、足先と膝の向きに大きな差が出ないよう、本人にとって安定しやすい踏み込み方を練習しました。
膝を無理に固定するのではなく、股関節・膝・足首が自然に連動することを目指しました。
STEP 04
ジョギング復帰に向けた段階的な運動療法
膝の痛みや引っかかり感を確認しながら、運動の負荷を少しずつ調整しました。
まずは日常生活での動作を安定させ、その後、片脚で身体を支える運動や軽いジョギングへ進めました。
さらに、走った後や翌日に腫れ・痛み・引っかかり感が出ていないかを確認し、方向転換を伴う動作へ段階的に移行しました。
自宅では、股関節を動かすストレッチや足首・足指の運動も継続していただきました。
ランニングの負荷にも段階的に
対応できる状態を目指しました。
施術経過
膝の状態と運動負荷を確認
今回は、施術のたびに膝の痛みや引っかかり感だけでなく、日常生活での動きと運動後の反応も確認しながら進めました。
初回は、膝裏の筋肉や股関節、足首の動きに対して施術を行いました。
施術後には、痛みを強く誘発しない範囲で踏み込み動作を再確認しました。
その結果、動作時の痛みは10段階中6から3へ軽減し、膝の引っかかり感も以前より少なくなったとのことでした。
膝の引っかかり感も軽減
ただし、施術直後に痛みが軽減したからといって、損傷した半月板が修復されたわけではありません。
この段階では無理に走らず、まずは日常生活での痛みや引っかかり感を確認していく方針としました。
4回目には、車の乗り降りや階段で身体の向きを変える際の症状について確認しました。
以前は急に痛みが出ることがありましたが、この頃には日常生活での引っかかり感がほとんど気にならなくなっていました。
検査時にも、初回にみられた強い引っかかり感は軽減していました。
施術では膝の状態を確認しながら、股関節と足首を使った動作練習を継続しました。
7回目には、踏み込み時の痛みが10段階中1程度まで軽減していました。
また、動作確認では、初回来院時にみられた右膝の内側への入り込みが少なくなっていました。
この時期には、軽いジョギングを再開。
1kmを約6分のペースで20分間走り、翌日にも膝の腫れや引っかかり感が出ていないことを確認しました。
約20分の軽いジョギングを再開
そのため、走る距離や速度を一度に増やすのではなく、膝の反応をみながら徐々に負荷を高めていく方針としました。
9回目には、以前より速いペースで走る動作や、方向転換を伴う動作について確認しました。
この段階では、動作中の痛みや膝崩れへの不安はみられませんでした。
また、初回に陽性だったマックマレーテストとアプレイテストでも、痛みの再現がみられなくなっていました。
ただし、これらの検査が陰性になったことは、半月板の損傷そのものが治ったことを示すものではありません。
日常生活と運動時の状態を確認し、医療機関での方針も踏まえながら、計画していた通院を終了しました。
その後も、股関節や足首の運動を自宅で継続していただきました。
軽いジョギングを再開。
9回目にはランニングや方向転換時の
痛み・不安がみられなくなりました。
※痛みや検査所見の変化は、損傷した半月板そのものの治癒を示すものではありません。回復経過には個人差があります。
施術後の変化
再び10kmのランニングへ
また膝が引っかかるかもしれないという
不安から、
再び自分のペースで走る
楽しみを取り戻すまで。
今回の大きな変化は、膝の痛みが軽減したことだけではありません。
ランニングを中断するほど怖かった方向転換が、以前ほど気にならなくなったことです。
- 方向転換時の痛み: 6/10
- 膝の引っかかり: 膝をひねると「コクッ」とした不快感が出る
- 膝崩れへの不安: 踏み込むと膝が抜けるようで怖い
- 日常生活: 車から降りるときや急な方向転換が不安
- ジョギング: 痛みと恐怖感から中断
- 気持ち: 半月板損傷と診断され、以前のように走れないのではと悩んでいた
- 方向転換時の痛み: 7回目には1/10まで軽減し、9回目には運動中の痛みを訴えなくなった
- 膝の引っかかり: 日常生活やランニング中に気にならなくなった
- 膝崩れへの不安: 方向転換する際の恐怖感が軽減
- 日常生活: 車の乗り降りや仕事中の移動が行いやすくなった
- ジョギング: 通院終了から約1か月後、10kmのランニングを完走
- 気持ち: 再びランニングを楽しめるようになり、次の大会を目標にできるようになった
また走りたいへ
通院終了から約1か月後、H様が近況報告に来てくださいました。
先生! 先週末、
久しぶりに10kmを
最後まで走れました!
以前は、曲がり角や急な方向転換のたびに、膝が引っかかるのではないかと身構えていたそうです。
しかし、このときは以前のような恐怖感がなく、自分のペースでランニングを楽しめたとのことでした。
また、走った後も膝の腫れや重だるさを感じなかったそうです。
半月板損傷と聞いたときは、もう前みたいに走れないと思っていました。でも、また走れるようになって本当にうれしいです。
今後も教わったストレッチや運動を続けながら、次の市民マラソン大会を目指したいと話してくださいました。
今回の結果は、医療機関での保存的な対応に加え、施術や段階的な運動療法、ご本人によるセルフケアの継続など、複数の要素が関係していると考えています。
※今回の変化は患者さま個人の経過です。半月板の修復を画像検査で確認したものではなく、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
実際の患者さまからの
Google口コミ
膝の痛みや階段での不調などであおぞら整骨院にご来院された方から、実際に寄せられたGoogle口コミ3件をご紹介します。
歩いていて膝の内側を痛めてしまい、友人の紹介でお世話になりました。 的確に施術していただき、回数を重ねるごとに痛みが和らいでいきました。 紹介してくれた友人が「4〜5回で痛みがなくなった」と言っていましたが、私も本当に5回目には嘘のように痛みが消えていて驚きました。 先生方や受付の方もとても親身で相談しやすく、「一緒に治していきましょう」という前向きな言葉がけにとても安心して通うことができました。 今回一旦治療を終了しましたが、今後は身体の歪みを整えるために、また通わせていただきたいと思っています。
膝の治療で、本気の整体で通っています。 階段を降りる時に膝が痛くなり3回目ぐらいで痛みがとれ違和感程度になって来ました。 大変助かっています。 あと、行くたびに他に気になる所はありますか? と聞かれるので、その箇所も先術して頂けるのでとてもありがたいです。 いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします♪
長時間のドライブのせいか腰回りが痛くなり、加えて膝の内側までも痛くなり来院しました。 2週間後に登山をする予定であることを伝え、先生に頑張っていただきました。 登山当日は万が一に備えて痛み止めの薬を持っていきましたが使うこともなく無事に下山することができました。 久しぶりの登山で筋肉痛もありまた腰回りも痛くなってので、しばらくお世話になろうと思っています。よろしくお願いします。 また今さらの投稿ですが、半年前にも足首を捻挫した際も、施術に加えテーピングの仕方などを教えてもらい登山ができたのでとても感謝しています。
掲載している口コミは、あおぞら整骨院に寄せられた実際の患者さまのご感想です。 この記事の改善ストーリーとは別の患者さまの体験談です。 症状や施術経過には個人差があります。
※掲載内容は個人の感想です。施術による変化や必要な回数には個人差があり、同様の結果や痛みの改善を保証するものではありません。
担当者コメント
半月板が傷ついているから、もう走れない?
手術をしないと、痛みが続くのではないか?
半月板損傷と診断され、このような不安を感じる方もいらっしゃいます。しかし治療方針は、損傷の状態や症状、生活への影響によって異なり、医療機関の判断で手術をせずに経過をみる場合もあります。
今回のH様も、医療機関で保存的に経過をみる方針となっていました。当院ではその診断を踏まえ、膝の症状に加えて股関節・足首の動きや、踏み込み時の身体の使い方を確認しました。
膝の状態を確認しながら、
運動量を段階的に増やすことを大切にしました。
ランニングでは距離やペースによって膝への負荷が変わるため、走った後や翌日に痛み・腫れ・引っかかり感が出ていないかも確認することが重要です。
また、膝の引っかかりや不安定感が強くなる場合は、改めて医療機関での評価が必要になることもあります。
膝の不安を減らして趣味を楽しみたい。
あおぞら整骨院では、医療機関の診断・治療方針を尊重しながら、一人ひとりの身体の状態や目標に合わせて、無理のない身体づくりをサポートしています。
次のような症状がある場合は、無理に膝を動かしたり施術だけで様子を見たりせず、整形外科などの医療機関へご相談ください。
- 膝を動かせないほど強く痛む
- 膝が急激に腫れてきた
- 膝が引っかかり動かない
- 膝が崩れるような感覚がある
半月板損傷では、膝の腫れや曲げ伸ばしの制限、引っかかり、膝が動かなくなるロッキングなどがみられる場合があります。
当院でも、症状の強さやこれまでの経過を確認し、医療機関での検査や診察が必要と判断した場合は、整形外科などの受診をご案内しています。
まとめ
ひねる痛みでお悩みの方へ
今回ご紹介したのは、ジョギング中の方向転換で右膝を痛め、医療機関で内側半月板損傷と診断された46歳男性の改善ストーリーです。
来院時は、膝をひねると引っかかり感や痛みが出て、趣味のジョギングを中断していました。
当院では、医療機関での診断を踏まえ、膝周囲の状態に加えて股関節・足首の動きや、踏み込み時の身体の使い方を確認しました。
ランニングを達成! 9回の施術と運動療法を経て、
膝の痛みや引っかかり感、
方向転換への不安が軽減。
通院終了から約1か月後には、
再びランニングを楽しめるようになりました。
このようなお悩みがある方は、自己判断で無理に運動を続けず、まずは医療機関で膝の損傷状態を適切に評価することが大切です。
そのうえで、股関節や足首の動き、筋力、身体の使い方など、改善に向けて取り組めることがないかを確認していきます。
あおぞら整骨院では、一人ひとりの身体の状態や目標に合わせ、必要な施術とセルフケアをご提案しています。
楽しめるように。
膝の痛みや日常生活での動かしにくさ、不安を抱えている方へ。医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、無理のない身体づくりをサポートします。
動かしにくさでお悩みの方へ お近くの院を予約する
このページは、 実際にあおぞら整骨院へ来院された患者さまの施術記録(カルテ)や、ご本人からいただいたGoogleクチコミ・ご感想などをもとに作成しています。
来院時のお悩み、身体の状態、検査内容、施術内容、施術後の変化やその後の経過など、実際に確認できた内容をもとに構成しています。
患者さまのプライバシーに配慮し、個人が特定されないよう、氏名などの個人情報は掲載せず、一部の表現を整えてご紹介しています。
プライバシー保護のため、患者さまが写る人物写真はAI生成によるイメージを使用しています。また、施術シーンの一部にも、実際の施術内容を分かりやすくお伝えするためのAI生成イメージを使用しています。写真はイメージですが、改善ストーリーの内容は実際の施術記録や患者さまからいただいたご感想などをもとに作成しています。
※身体の状態や痛みの程度、施術による変化、改善までの経過には個人差があります。掲載している症例と同様の変化を保証するものではありません。
●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/11/3
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