
右膝の痛みと詰まり感
しゃがむたびに膝が痛い
物を取ろうとすると、膝が詰まる…
今回ご紹介するのは、約2か月前から右膝の痛みと詰まり感が続き、
仕事や家事で不便を感じていた52歳男性の改善ストーリーです。
今回ご紹介するのは、約2か月前から
右膝の
痛みと詰まり感が続き、仕事や家事で不便を
感じていた52歳男性の改善ストーリーです。
普段はデスクワークと立ち仕事を兼務されており、仕事中に低い位置の書類を取ったり、自宅で床に座ったりする際に膝の違和感が気になっていました。
最初は湿布を貼って様子を見ていましたが、なかなか変化がなく、次第に膝を深く曲げる動作を避けるようになっていたそうです。
膝が曲がらなくなったら
どうしよう…
そんな不安を感じ、あおぞら整骨院へ来院されました。
身体の使い方
当院では、痛みのある膝だけでなく、足首の硬さや股関節の動き、しゃがむときの身体の使い方を確認しました。
施術と運動療法を組み合わせながら、7回にわたり身体の状態を評価しました。
痛みと膝の曲げやすさに変化
来院時の状態
普段はデスクワークと立ち仕事を兼務し、ときには低い位置での軽作業も行われていました。
右膝の違和感に気づいたのは、来院する約2か月前のこと。転倒や膝をひねった覚えはなく、最初はなんとなく重だるい程度だったそうです。
しかし、少しずつ膝を深く曲げるときの痛みが気になるようになり、仕事や自宅での何気ない動作に不便を感じるようになっていました。
職場で床に近い位置の書類を取ろうとすると、右膝のお皿の下から膝裏にかけて、詰まるような痛みが出ていました。
長時間の立ち仕事の後には重だるさもあり、歩けないほどではないものの、無意識に右膝をかばうようになっていました。
自宅でも、床に座って作業するときや、正座のように膝を深く曲げる際に痛みが気になっていました。
湿布を貼って様子を見ていましたが、1か月以上たっても大きな変化は感じられず、膝を深く曲げる動作を避けるようになっていました。
していたけれど、 このまま膝が
曲がらなくなるのが心配で……」
日常生活のちょっとした不便を解消し、以前のように自然に動けるようになりたいという思いで、ご相談いただきました。
問診検査
まず、右膝のどの部分に痛みがあるのか、どの程度曲げると症状が出るのかを確認しました。
また、膝そのものの動きに加え、しゃがみ込みに関わる足首や股関節の状態も検査しました。
01
膝を曲げる角度の確認
右膝を曲げていくと、115度付近で膝裏とお皿の下に痛みが出て、それ以上深く曲げにくい状態でした。
そのため、正座や深くしゃがむ動作に制限がみられました。
02
膝のお皿の下・太もも裏の確認
膝のお皿の下にある組織の周辺を押すと、痛みがみられました。
また、太ももの裏側から膝裏にかけて、筋肉の緊張が強い状態でした。
半月板の状態を確認するための検査の一つであるマックマレーテストでは、明確な陽性所見はみられませんでした。
03
足首の動きを確認
次に足首の動きを確認したところ、右足首を曲げる動作に制限がみられました。
特に、かかとを床につけた状態で、膝を前に出す動きが行いにくくなっていました。
04
しゃがみ込み動作の確認
実際にしゃがんでいただくと、かかとを床につけたまま腰を深く落とすことが難しい状態でした。
また、しゃがむ際に股関節を十分に使いにくく、膝を深く曲げる場面で痛みが出ていました。
原因分析
今回の方は、膝の痛みが出ている部分だけでなく、しゃがむときの身体の使い方にも特徴がありました。
大きく分けて、2つのポイントが考えられました。
01 膝のお皿の下と膝裏に負担がかかっていた
膝のお皿の下には、「膝蓋下脂肪体」という柔らかい組織があります。
これは、膝の動きに合わせて形を変える、クッションのような役割を持つ組織です。
また、太もも裏の筋肉は膝を曲げる動きに関わっており、その一部は腱となって膝の内側周辺につながっています。
今回の方は、膝のお皿の下に押すと痛む部分があり、膝裏周辺の筋肉にも緊張がみられました。
このことから、膝を深く曲げる動作に伴って、これらの周辺組織に負担がかかっている可能性を考えました。
ただし、膝蓋下脂肪体が実際に挟み込まれていたことや、特定の腱が痛みの発生源であることを、今回の検査だけで断定することはできません。
02 足首が硬く、股関節を使ってしゃがみにくかった
もう一つ注目したのが、足首の動きです。
しゃがむ動作では、膝だけでなく足首や股関節も一緒に動きます。
足首が十分に曲がらないと、かかとを床につけたまま深くしゃがむことが難しくなる場合があります。
また、股関節をうまく使えない場合には、身体のバランスを取るためにしゃがみ方が変わることもあります。
今回の方は、右足首の動きが制限され、股関節を使って腰を落とす動作にも改善の余地がみられました。
そのため、膝だけにアプローチするのではなく、足首や股関節の動きも確認する必要があると考えました。
施術プラン
※プライバシー保護のため、画像はAIで生成したイメージ
今回の施術では、膝の周辺だけを繰り返し施術するのではなく、検査で確認された動きの制限にも対応しました。
目標は、仕事中に低い位置の物を取るときや、自宅で床に座るときに、膝を気にせず動けるようになることです。
STEP 1
膝のお皿の下・太もも裏への施術
まず、膝のお皿の下や太もも裏の筋肉、膝裏周辺の状態を確認し、痛みのない範囲で手技による施術を行いました。
過度な刺激を避けながら、膝を曲げ伸ばしする際の不快感を軽減することを目指しました。
STEP 2
足首の動きを調整
右足首を曲げる動きに制限があったため、足関節の動きを確認しながら施術を行いました。
かかとを床につけた状態で、しゃがむ際に必要な足首の動きを出しやすくすることが目的です。
STEP 3
股関節を使ったしゃがみ方を練習
院内では、股関節を曲げながら腰を落とす動作を確認しました。
最初から深くしゃがもうとせず、膝の痛みが強くならない範囲から練習を始めました。
足首・膝・股関節を連動させ、本人にとって無理の少ないしゃがみ方を見つけていきました。
STEP 4
自宅でのセルフケアと仕事中の動作を見直す
施術に加えて、自宅でできる足首や股関節の運動をお伝えしました。
また、仕事中に低い位置の物を取る際は、無理に深くしゃがまず、身体の状態に合わせた動作を行うようご案内しました。
施術だけでなく、普段の生活でも身体を動かしやすい状態を目指して進めました。
今回のように、明確なケガのきっかけがなく徐々に生じた膝の痛みには、自費施術をご案内する場合があります。
一方、転倒して膝を打った、膝をひねった、急な動作で筋肉を傷めたなど、明確な負傷があり、健康保険の適用条件を満たす場合は保険診療をご案内します。
ただし、痛みが急に出たという理由だけで、必ず健康保険が使えるわけではありません。負傷の状況や症状を確認して判断します。
保険診療について詳しく見る
施術経過
身体の状態を確認
今回の施術では、毎回同じ部位に施術するのではなく、膝の曲がる角度やしゃがみ込み動作を確認しながら進めました。
01 初回|しゃがみ込み時の痛みが6から3へ軽減
初回は、膝周囲や太もも裏の状態に加え、足首の動きにアプローチしました。
施術後にもう一度しゃがみ込みを確認すると、施術前よりもかかとを床につけた状態で腰を落としやすくなっていました。
また、しゃがむ際の痛みは10段階中6から3へ軽減しました。
ご本人も、膝の前側の突っ張り感が軽くなったことを感じられていました。
ただし、施術直後の変化だけでは、日常生活での負担が十分に減っているかは分かりません。
そのため、仕事中の動作や自宅での状態も確認しながら、施術を進めることにしました。
03 3回目(2週間目)|膝の曲げやすさを再評価
3回目には、右膝を曲げられる角度が来院時の115度から125度へ広がっていました。
仕事中に低い位置の物を取る際も、以前より動作を行いやすくなっているとのことでした。
この時期は、膝周囲の状態を確認しながら、足首・股関節を使ったしゃがみ込み動作の練習も継続しました。
05 5回目(4週間目)|足首の動きとしゃがみ方を確認
5回目には、右足首の動かせる範囲にも変化がみられました。
かかとを床につけた状態でのしゃがみ込みが以前より行いやすくなり、動作時の痛みも10段階中1〜2程度まで軽減していました。
施術では、動きにくさが残る部分を確認しながら、股関節を使って腰を落とす動作を練習しました。
日常生活で同じ動きを行えるように、自宅での運動も継続していただきました。
07 7回目(7週間目)|膝の可動域と仕事後の状態を確認
7回目には、右膝を曲げられる角度が135度まで広がっていました。
また、長時間の立ち仕事をした後も、以前ほど膝の重だるさが気にならなくなっていました。
膝のお皿の下の圧痛も再評価し、初回来院時と比べて変化が確認できました。
その後は、身体の状態を確認しながら、自宅でのセルフケアを続けていく方針となりました。
施術後の変化
仕事や家事で自然に身体を動かせる状態へ。
今回の方にとって大きかったのは、膝の痛みが軽減したことだけではありません。
日常生活で何かをするたびに、膝のことを気にしなくてもよくなったことです。
- 膝の曲がる角度 115度で痛みが出る
- しゃがむときの痛み 6/10
- 仕事 低い位置の書類を取る際に痛む
- 家事・自宅 床に座る動作や正座がしにくい
- 立ち仕事 長時間立つと膝が重だるくなる
- 気持ち 膝を深く曲げることを無意識に避けていた
- 膝の曲がる角度 135度まで改善
- しゃがむときの痛み 1〜2/10程度まで軽減
- 仕事 低い位置の物も以前よりスムーズに取れる
- 家事・自宅 床に座る動作が行いやすくなった
- 立ち仕事 仕事後の膝の重だるさが気になりにくくなった
- 気持ち 膝をかばわず、自然に動ける場面が増えた
施術開始から約2か月が経過した頃、T様は日常生活での変化について、次のように話してくださいました。
過ごしたりするときに、膝の存在を意識することがほとんどなくなりました 仕事中に低いところの物を取ったり、
家で床に座って過ごしたりするときに、
膝の存在を意識することがほとんどなくなりました
以前は、しゃがむたびに「また膝が引っかかるかもしれない」と不安を感じ、無意識に右膝をかばっていました。
しかし、今では仕事中も自宅でも、膝のことを過度に気にせず動けるようになったそうです。
大きな旅行やスポーツへの復帰ではなくても、毎日の何気ない動作を不安なく行えることは、生活の快適さにつながる大切な変化です。
※今回の変化は、この患者さま個人に確認された経過であり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
実際の患者さまからのGoogle口コミ
膝の痛みや階段での不調などであおぞら整骨院にご来院された方から、実際に寄せられたGoogle口コミ3件をご紹介します。
歩いていて膝の内側を痛めてしまい、友人の紹介でお世話になりました。 的確に施術していただき、回数を重ねるごとに痛みが和らいでいきました。 紹介してくれた友人が「4〜5回で痛みがなくなった」と言っていましたが、私も本当に5回目には嘘のように痛みが消えていて驚きました。 先生方や受付の方もとても親身で相談しやすく、「一緒に治していきましょう」という前向きな言葉がけにとても安心して通うことができました。 今回一旦治療を終了しましたが、今後は身体の歪みを整えるために、また通わせていただきたいと思っています。
膝の治療で、本気の整体で通っています。 階段を降りる時に膝が痛くなり3回目ぐらいで痛みがとれ違和感程度になって来ました。 大変助かっています。 あと、行くたびに他に気になる所はありますか? と聞かれるので、その箇所も先術して頂けるのでとてもありがたいです。 いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします♪
長時間のドライブのせいか腰回りが痛くなり、加えて膝の内側までも痛くなり来院しました。 2週間後に登山をする予定であることを伝え、先生に頑張っていただきました。 登山当日は万が一に備えて痛み止めの薬を持っていきましたが使うこともなく無事に下山することができました。 久しぶりの登山で筋肉痛もありまた腰回りも痛くなってので、しばらくお世話になろうと思っています。よろしくお願いします。 また今さらの投稿ですが、半年前にも足首を捻挫した際も、施術に加えテーピングの仕方などを教えてもらい登山ができたのでとても感謝しています。
掲載している口コミは、あおぞら整骨院に寄せられた実際の患者さまのご感想です。 この記事の改善ストーリーとは別の患者さまの体験談です。 症状や施術経過には個人差があります。
※掲載内容は個人の感想です。施術による変化や必要な回数には個人差があり、同様の結果や痛みの改善を保証するものではありません。
担当者コメント
膝の不調もご相談ください
膝の痛みというと、歩けなくなるほどの強い痛みや、膝の変形をイメージされる方もいらっしゃいます。
しかし、今回の方のように、普段は歩けていても、しゃがむ・正座するなど特定の動作で困っている方も少なくありません。
大切なのは、痛みの強さだけで判断しないことです。
施術方針を考えるうえで大切なこと
「どの動作で痛むのか」
「どの部分が動きにくいのか」
「仕事や生活で何に困っているのか」
今回の方は、右膝の曲げにくさに加え、右足首の可動域や股関節を使った動作にも改善の余地がみられました。
そのため、膝周囲への施術だけでなく、足首・股関節の動きや、普段のしゃがみ方にも着目しました。
また、今回特に大切にしたのは、単に膝を深く曲げられるようにすることではありません。
仕事や家事で、膝のことを気にせず
自然に動けるようになること。
あおぞら整骨院では、患者さまが日常生活で困っている動作を確認し、必要な施術やセルフケアを組み合わせながらサポートしています。
必要以上に通院を長引かせるのではなく、ご自身でも身体の状態を管理しやすくなることを目指しています。
医療機関を優先したほうがよいケース
膝を深く曲げたときの痛みや詰まり感には、さまざまな原因があります。
膝周囲の筋肉や腱の問題だけでなく、半月板損傷、変形性膝関節症、関節内の炎症などが関係している場合もあります。
特に、次のような症状がある場合は、整形外科などでの診察を優先してください。
- 膝が大きく腫れている
- 膝に熱感や赤みがあり、発熱もある
- 転倒やケガの後から強い痛みが出ている
- 膝が引っかかって動かせない、伸ばせない
- 膝に体重をかけることができない
- 夜間や安静時にも強い痛みが続く
- 痛みが徐々に悪化している
- 膝の動きが急に制限された
膝が実際にロックして動かせない場合や、体重をかけられない場合、強い腫れ・発熱などがある場合は、速やかに医療機関で評価を受けてください。
今回のように明確なケガのきっかけがなくても、痛みが長く続く場合には医療機関での検査が必要になることがあります。
当院では、医療機関での評価が必要と考えられる場合、整体を優先せず、受診をご案内しています。
まとめ
今回ご紹介したのは、約2か月前から右膝の痛みと詰まり感が続き、仕事や家事で不便を感じていた52歳男性の改善ストーリーです。
来院時は、膝を115度まで曲げると痛みが出て、しゃがむ動作にも制限がみられました。
検査では、膝周囲だけでなく、足首の硬さや股関節の使い方にも着目しました。
膝の曲がる角度が 115度から135度 まで広がり、約2か月後には仕事や日常生活で膝を気にせず動きやすくなりました。
そんなお悩みがある場合は、膝そのものだけでなく、足首や股関節、身体の使い方を確認することも大切です。
あおぞら整骨院では、一人ひとりのお身体の状態や生活習慣を確認し、必要な施術とセルフケアをご提案しています。
お身体の状態や日常生活でお困りの動作を確認し、
一人ひとりに合った施術をご提案します。
ご希望の院を選んで、予約方法をご確認ください。
このページは、 実際にあおぞら整骨院へ来院された患者さまの施術記録(カルテ)や、ご本人からいただいたGoogleクチコミ・ご感想などをもとに作成しています。
来院時のお悩み、身体の状態、検査内容、施術内容、施術後の変化やその後の経過など、実際に確認できた内容をもとに構成しています。
患者さまのプライバシーに配慮し、個人が特定されないよう、氏名などの個人情報は掲載せず、一部の表現を整えてご紹介しています。
プライバシー保護のため、患者さまが写る人物写真はAI生成によるイメージを使用しています。また、施術シーンの一部にも、実際の施術内容を分かりやすくお伝えするためのAI生成イメージを使用しています。写真はイメージですが、改善ストーリーの内容は実際の施術記録や患者さまからいただいたご感想などをもとに作成しています。
※身体の状態や痛みの程度、施術による変化、改善までの経過には個人差があります。掲載している症例と同様の変化を保証するものではありません。
●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/10/27
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