
右膝のお皿の奥が痛い
「階段を下りるたびに、 膝のお皿の奥がズキッと痛む」
「大好きな京都旅行にも 行けなくなるかもしれない…」
今回ご紹介するのは、
約3か月前から右膝の痛みが
続き、階段を下りることさえ怖くなっていた
56歳女性
の改善ストーリーです。
以前は、ご友人やご主人と旅行を楽しんでいましたが、 膝の痛みが強くなるにつれて、 駅の階段を避けるようになっていました。
数か月後には、楽しみにしていた 京都旅行も控えていました。
旅行を楽しみたい」
そんな思いで、あおぞら整骨院へ 来院されました。
階段での膝の痛みが軽減
諦めかけていた京都旅行で、
寺社巡りを楽しむことができました。
来院時の状態
京都旅行を諦めかけていた
普段は事務職として働き、ご主人と二人暮らしをされていました。
休日には歴史ある街並みや寺社を巡るのが楽しみで、旅行先でもよく歩かれていたそうです。
しかし、約3か月前から右膝に違和感を覚えるようになり、次第に痛みが強くなっていきました。
特に困っていたのが、階段を下りるときの痛みです。
「お皿の奥がズキッと痛んで、
思わず足が止まってしまうんです」
職場の最寄り駅でも階段を避け、エレベーターを探すことが増えていました。
また、低い椅子から立ち上がるときや、買い物で長く歩いたときにも右膝が痛むようになっていました。
数か月後には、ご友人との京都旅行を予定されていました。
しかし、京都の寺社には石段や坂道も多くあります。
なったらどうしよう」
そんな不安から、旅行そのものを諦めようかと考えていたそうです。
さらに、今後もっと膝が悪くなり、日常の買い物さえ難しくなるのではないかという心配もありました。
「痛みを気にせず、もう一度
自分の足で旅行を楽しみたい」
その目標を実現したいという思いで、ご友人の紹介をきっかけに当院へご相談いただきました。
問診検査
まず、右膝のどの部分が痛むのか、どのような動作で痛みが強くなるのかを詳しく確認しました。
今回の方は、何かの拍子に膝をひねったという明確なケガのきっかけはなく、約3か月かけて徐々に痛みが強くなっていました。
そのため、膝の曲げ伸ばしに加え、実際の階段動作に近い検査も行いました。
① 膝を曲げる動きの確認
右膝は120度まで曲げると、お皿の前側に突っ張り感と痛みが出る状態でした。
膝を深く曲げる動作がしにくく、しゃがみ込みにも制限がみられました。
② 膝のお皿周辺の確認
膝のお皿の周囲を確認すると、押した際に軽い痛みがみられました。
また、お皿に圧力が加わる検査でも、普段感じている痛みが再現されました。
ただし、これらの検査だけで特定の病気や痛みの発生源を断定することはできません。
③ 段差を下りる動作の確認
低い段差から片脚でゆっくり下りる動作を確認しました。
すると、右脚で身体を支えたときに、右膝が内側へ入り込む動きがみられました。
この動作は「ニーイン」と呼ばれます。
実際に膝が内側へ入る場面では、普段の階段下降時と似た痛みが出ていました。
④ 股関節・足首の動きと筋力の確認
膝以外の部分も確認したところ、お尻の外側にある中殿筋の筋力低下がみられました。
中殿筋は、片脚で立ったときに骨盤や股関節を安定させる働きに関係する筋肉です。
また、足首の動きにも制限があったため、膝だけでなく、下半身全体の動きを評価する必要があると考えました。
検査で特に注目したのは、階段を下りる際の
膝の位置と、股関節で身体を支える力でした。
原因分析
今回の膝の痛みを考えるうえで、
膝蓋大腿関節の周辺に負担がかかる動作が、
痛みに関係している可能性
膝のお皿の裏側には、太ももの骨と接する関節があります。
これを「膝蓋大腿関節」といいます。
この関節には、階段の上り下りやしゃがむ動作など、膝を曲げた状態で体重を支えるときに負荷がかかります。
今回の方は、階段を下りるときや膝を深く曲げたときに、お皿の奥に痛みが出ていました。
そのため、膝蓋大腿関節の周辺に負担がかかる動作が、痛みに関係している可能性を考えました。
ただし、今回の検査だけで関節の摩擦や軟骨・滑膜の損傷が確認されたわけではありません。
膝のお皿周辺への負荷と関係していた可能性
もう一つ注目したのが、股関節の働きです。
階段を下りるときには、片脚で身体を支えながら、膝をゆっくり曲げていく必要があります。
このとき、股関節まわりの筋肉も身体の安定に関わっています。
今回の方は、中殿筋の筋力が低下しており、片脚で身体を支えたときに右膝が内側へ入りやすい状態でした。
こうした動きが、膝のお皿周辺への負荷と関係していた可能性があります。
つまり、痛みが出ていたのは膝でしたが、膝だけでなく股関節の筋力や下半身の動きにも目を向ける必要があったということです。
なお、膝が内側へ入る動作だけが痛みの原因とは限りません。膝の痛みには複数の要因が関係するため、今回は検査結果や症状の出方を総合して施術方針を考えました。
施術プラン
今回の施術では、目の前の膝の痛みを和らげることに加え、階段や長時間の歩行に必要な身体の機能を高めることを目指しました。
目標は、単に痛みを軽減するだけでなく、京都旅行で自分の足で歩けるようになることです。
STEP 1
太ももの前側の筋肉へアプローチ
膝のお皿につながる太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の状態を確認し、過度な緊張や動きにくさに対して手技による施術を行いました。
痛みを強く誘発しない範囲で、膝を曲げ伸ばししやすい状態を目指しました。
STEP 2
お尻の筋肉を使う運動を取り入れる
検査で筋力低下がみられた中殿筋に着目しました。
低い負荷の運動から始め、股関節で身体を支える感覚を確認しました。
また、段差を下りる際に膝が過度に内側へ入り込まないよう、本人にとって安定しやすい動きを練習しました。
STEP 3
足首の動きを調整する
階段を下りる動作には、膝だけでなく足首の動きも関わります。
足首の可動域を確認し、制限がある部分に対して施術を行いました。
STEP 4
旅行を目標に段階的に運動量を増やす
最初から長時間歩いたり、無理に階段を使ったりするのではなく、痛みや身体の状態を確認しながら進めました。
初期は膝の痛みを落ち着かせることを優先し、その後、片脚で身体を支える運動や歩行練習へ段階的に移行する計画としました。
自宅では、お尻の筋肉を使う簡単なエクササイズも継続していただきました。
今回のように、明確なケガのきっかけがなく徐々に生じた膝の痛みには、自費施術をご案内する場合があります。
一方、転倒して膝を打った、膝をひねった、急な動作で筋肉を傷めたなど、明確な負傷があり、健康保険の適用条件を満たす場合は保険診療をご案内します。
ただし、痛みが急に出たという理由だけで、必ず健康保険が使えるわけではありません。負傷の状況や症状を確認して判断します。
保険診療について詳しく見る
施術経過
今回は、施術のたびに痛みの程度だけでなく、段差を下りる動作や歩行時の状態を確認しながら進めました。
初回
膝の痛みが7から4へ軽減
初回は、膝周囲の筋肉への施術に加え、股関節と足首の動きにアプローチしました。
施術後にもう一度、段差を下りる動作を確認しました。
すると、階段下降時に相当する動作で感じていた痛みが、10段階中7から4へ軽減。
ご本人も、膝を動かす際の痛みが以前より軽くなったことに驚かれていました。
ただし、初回の施術で変化があっても、長時間歩く際の負担まで十分に改善しているとは限りません。
そのため、日常生活での痛みの変化を確認しながら、継続して施術を行うことにしました。
4回目
2週間目|階段を下りる際の負担を再確認
4回目には、日常生活での階段動作について確認しました。
この頃には、以前ほど強く手すりを握らなくても階段を下りられる場面が増えていました。
痛みは10段階中4程度となり、初回来院時と比べて負担が軽くなっている状態でした。
施術では、膝周囲の状態を確認しながら、股関節で身体を支える運動を継続しました。
8回目
5週間目|歩行時間を延ばす段階へ
8回目には、階段での痛みが10段階中2程度まで軽減していました。
また、連続歩行時間は来院時の約20分から約45分へ延びていました。
仕事帰りの買い物など、普段の生活でも活動しやすくなってきたため、歩行時の負担や運動後の状態を確認しながら、運動量を調整しました。
京都旅行に向けて、より長く歩くための準備を進めていきました。
10回目
8週間目|片脚で支える動きの安定性を確認
10回目には、日常動作での痛みは10段階中1程度となっていました。
片脚でしゃがむ動作でも、来院時にみられた右膝の内側への入り込みが少なくなり、動作の安定性に変化がみられました。
この段階では、膝の痛みだけでなく、身体の使い方や運動時の負担も再確認。
旅行に向けた準備を進めながら、自宅でのエクササイズも継続していただきました。
「安心して旅行を楽しめると実感できました」
というお声もいただきました。
施術後の変化
京都の石段を自分の足で歩けるまでに。
今回の大きな変化は、膝の痛みが軽減したことだけではありません。
階段を避けて生活していた状態から、外出や旅行を楽しめるようになったことです。
- 階段の痛み 7/10
- 歩行時間 約20分で痛みや重だるさが出る
- 階段 手すりが必須で、下りることに恐怖感があった
- 日常生活 駅の階段を避け、エレベーターを探していた
- 旅行 京都旅行を諦めようか悩んでいた
- 階段の痛み 1/10まで軽減
- 歩行時間 5週間目には約45分の連続歩行が可能に
- 階段 以前よりも安定して下りられるようになった
- 日常生活 駅の階段や買い物での負担が軽減
- 旅行 京都旅行に出かけ、寺社巡りを楽しめた
通院開始から約2か月半後、M様は予定していた2泊3日の京都旅行へ出かけられました。
旅行先では、嵐山の竹林の小径や伏見稲荷大社などを訪れ、石段や段差のある場所も自分の足で歩くことができたそうです。
以前は階段を見るたびに不安を感じていましたが、今回はご友人と会話を楽しみながら、京都の街並みや寺社を巡ることができました。
旅行後には、うれしそうに写真を見せてくださいました。
「以前なら階段を見ただけで身構えていたけれど、今回は友人とおしゃべりしながら歩けました」
何より大きかったのは、膝の痛みを気にして行動を制限していた状態から、再び外出を楽しむ自信を取り戻せたことでした。
今回の結果は、施術だけでなく、ご本人が自宅での運動を継続し、身体の状態に合わせて少しずつ活動量を増やしてきたことも関係していると考えています。
※今回の改善経過は個人の事例です。痛みの原因や身体の状態によって、必要な施術や経過は異なります。
実際の患者さまからのGoogle口コミ
膝の痛みや階段での不調などであおぞら整骨院にご来院された方から、実際に寄せられたGoogle口コミ3件をご紹介します。
歩いていて膝の内側を痛めてしまい、友人の紹介でお世話になりました。 的確に施術していただき、回数を重ねるごとに痛みが和らいでいきました。 紹介してくれた友人が「4〜5回で痛みがなくなった」と言っていましたが、私も本当に5回目には嘘のように痛みが消えていて驚きました。 先生方や受付の方もとても親身で相談しやすく、「一緒に治していきましょう」という前向きな言葉がけにとても安心して通うことができました。 今回一旦治療を終了しましたが、今後は身体の歪みを整えるために、また通わせていただきたいと思っています。
膝の治療で、本気の整体で通っています。 階段を降りる時に膝が痛くなり3回目ぐらいで痛みがとれ違和感程度になって来ました。 大変助かっています。 あと、行くたびに他に気になる所はありますか? と聞かれるので、その箇所も先術して頂けるのでとてもありがたいです。 いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします♪
長時間のドライブのせいか腰回りが痛くなり、加えて膝の内側までも痛くなり来院しました。 2週間後に登山をする予定であることを伝え、先生に頑張っていただきました。 登山当日は万が一に備えて痛み止めの薬を持っていきましたが使うこともなく無事に下山することができました。 久しぶりの登山で筋肉痛もありまた腰回りも痛くなってので、しばらくお世話になろうと思っています。よろしくお願いします。 また今さらの投稿ですが、半年前にも足首を捻挫した際も、施術に加えテーピングの仕方などを教えてもらい登山ができたのでとても感謝しています。
掲載している口コミは、あおぞら整骨院に寄せられた実際の患者さまのご感想です。 この記事の改善ストーリーとは別の患者さまの体験談です。 症状や施術経過には個人差があります。
※掲載内容は個人の感想です。施術による変化や必要な回数には個人差があり、同様の結果や痛みの改善を保証するものではありません。
担当者コメント
階段を下りると膝が痛む方の中には、
と不安に感じている方もいらっしゃいます。
しかし、膝の痛みにはさまざまな要因があり、痛みが出ている場所だけを確認しても、十分な対応につながらない場合があります。
今回のM様は、膝のお皿周辺に痛みがありましたが、検査では股関節の筋力や片脚で身体を支える動きにも課題がみられました。
そのため、膝周囲への施術に加え、股関節や足首の動きにも着目して施術を進めました。
「膝の痛みを減らすこと」だけをゴールにしなかったこと。
M様の本当の目標は、京都旅行を諦めず、ご友人と楽しい時間を過ごすことでした。
その目標を共有したうえで、施術とセルフケアを組み合わせ、日常生活で必要な動きを段階的に確認しました。
医療機関を優先したほうがよいケース
膝のお皿周辺の痛みや階段での痛みには、さまざまな原因が考えられます。
例えば、変形性膝関節症、半月板の損傷、膝蓋大腿関節の問題など、医療機関での評価が必要な場合もあります。
特に、次のような症状がある場合は整形外科などでの診察を優先してください。
- 膝が大きく腫れている
- 膝が赤く熱を持ち、発熱もある
- 転倒やケガの後から強い痛みが出ている
- 膝に力が入らず、体重をかけられない
- 膝が引っかかり、曲げ伸ばしできない
- 夜間や安静時にも強い痛みが続く
- 痛みが長期間続き、徐々に悪化している
強い腫れや発熱、体重をかけられないなどの症状がある場合には、速やかな医療機関での評価が必要です。
また、今回のように明確なケガがなく徐々に悪化する膝の痛みでも、原因を確認するために整形外科での診察や画像検査が必要になることがあります。
当院では医療機関での評価が必要と考えられる場合、整体を優先せず、受診をご案内しています。
まとめ
今回ご紹介したのは、階段を下りるたびに右膝のお皿の奥が痛み、京都旅行を諦めかけていた56歳女性の改善ストーリーです。
来院時は、階段での痛みが10段階中7と強く、約20分歩くと膝の痛みや重だるさが出る状態でした。
検査では、膝だけでなく、股関節の筋力や足首の動き、片脚で身体を支える動作にも着目しました。
10回の施術とセルフケアを通じて身体の状態を確認した結果、膝の痛みが軽減し、約2か月半後には京都旅行で寺社巡りを楽しむことができました。
そのようなお悩みがある方は、痛みのある膝だけでなく、股関節や足首、身体の使い方を確認することも大切です。
あおぞら整骨院では、現在のお身体の状態を確認し、必要な施術やセルフケアをご提案しています。
膝の痛みでお悩みの方は、お近くのあおぞら整骨院へお気軽にご相談ください。
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階段の上り下りや歩行時の痛みでお悩みの方へ。 現在のお身体の状態を確認し、 一人ひとりに合わせた施術をご提案します。
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このページは、 実際にあおぞら整骨院へ来院された患者さまの施術記録(カルテ)や、ご本人からいただいたGoogleクチコミ・ご感想などをもとに作成しています。
来院時のお悩み、身体の状態、検査内容、施術内容、施術後の変化やその後の経過など、実際に確認できた内容をもとに構成しています。
患者さまのプライバシーに配慮し、個人が特定されないよう、氏名などの個人情報は掲載せず、一部の表現を整えてご紹介しています。
プライバシー保護のため、患者さまが写る人物写真はAI生成によるイメージを使用しています。また、施術シーンの一部にも、実際の施術内容を分かりやすくお伝えするためのAI生成イメージを使用しています。写真はイメージですが、改善ストーリーの内容は実際の施術記録や患者さまからいただいたご感想などをもとに作成しています。
※身体の状態や痛みの程度、施術による変化、改善までの経過には個人差があります。掲載している症例と同様の変化を保証するものではありません。
●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/10/27
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