
それが今の痛みの原因とは限りません 「すべり症ですね」と
言われても、それが今の
痛みの原因とは限りません
“まだ改善できるかもしれない”へ。
どのような状態か、画像所見と現在の症状をどう考えるのか、身体のどこを確認するのかを分かりやすくまとめます。
画像の「すべり」だけではなく、
今の症状と
身体の動き
を合わせて確認することです。
このような不安を抱えていませんか?
腰椎すべり症とは、 腰の骨である腰椎が本来の位置から前後へずれている状態です。 主に、加齢などによる変化に伴う 変性すべり症 や、腰椎分離症に伴って起こる 分離すべり症 があります。
そのため、 どの動作で痛むのか・立っているとどうなるのか・歩くとどうなるのか・脚に痛みやしびれがあるのか・腰や骨盤、股関節がどう動いているのか を確認することが重要です。
また、腰椎すべり症と診断されたからといって、 すべての方がすぐに手術になるわけではありません。
脚の筋力低下が進んでいる場合や、 排尿・排便の異常などがある場合には、 無理に動かそうとせず、必要に応じて医療機関での確認を優先することが大切です。
このページでは、腰椎すべり症とは何か、 変性すべり症と分離すべり症の違い、 レントゲンなどの画像で分かること、 「すべり」と現在の症状の考え方、 手術が必要になる場合、 そしてあおぞら整骨院で確認するポイントを分かりやすく解説します。
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- ✓ レントゲンで腰椎すべり症と言われた
- ✓ 「腰の骨がずれている」と説明された
- ✓ 昔から腰椎分離症があると言われている
- ✓ 「年齢による変化」と言われた
- ✓ 長時間立っていると腰がつらい
- ✓ 台所仕事をしていると腰が重くなる
- ✓ 洗濯物を干していると腰がつらい
- ✓ 腰を反らすと痛い
- ✓ 仰向けで寝ると腰がつらい
- ✓ 歩くとお尻や脚が重くなる
- ✓ 足に痛みやしびれがある
- ✓ 買い物中に休みたくなる
- ✓ 痛み止めや湿布だけで大丈夫なのか不安
- ✓ 手術をしなければいけないのか心配
- ✓ 「すべっている骨を元に戻せるの?」と思っている
腰椎すべり症と診断されても、 症状の出方は一人ひとり異なります。
レントゲンで腰椎の「すべり」が確認されても、 腰の痛み・脚のしびれ・立っている時や歩いている時のつらさなど、 実際に出ている症状は人によって異なります。
だからこそ、 「すべり症」という病名だけではなく、 現在どのような症状が出ているのか を確認することが重要です。
腰椎すべり症とは?
腰には「腰椎」と呼ばれる5つの骨があります。
通常はこれらの骨が積み重なるように並んでいますが、 そのうちの一つが前後へずれた状態を 腰椎すべり症 といいます。
腰椎がずれることで、腰まわりのさまざまな組織へ影響が及ぶ場合があります。
神経の通り道が狭くなると、腰だけではなく、 お尻や脚にも症状が現れることがあります。
ただし、 レントゲンで「すべり」が確認されても、 必ず症状が出るわけではありません。
腰椎すべり症には種類があります
腰椎すべり症は、すべて同じ原因で起こるわけではありません。
代表的なのが、次の2つです。
腰椎分離すべり症は、 腰椎分離症を背景として腰椎がずれた状態です。
腰椎分離症は、特に成長期にスポーツなどで、 腰へ繰り返し負担がかかることで生じる場合があります。
若い頃には大きな症状がなく、 大人になって腰のレントゲンを撮った時に、 「昔から分離していたようですね」 と初めて分かるケースもあります。
腰椎変性すべり症は、 椎間板や腰椎の関節などに加齢に伴う変化が生じ、 腰椎の安定性が変化することで椎骨がずれるものです。
特に中高年以降でみられます。
腰椎がずれることで神経の通り道が狭くなると、 腰部脊柱管狭窄症と似た症状が出ることがあります。
腰痛が強い方もいますが、 腰痛がほとんどなく、脚の症状が中心の方もいます。
昔からあった「分離症」が、なぜ今になって痛むの?
例えば、次のようなケースがあります。
問題なく生活していた
腰痛が出た
昔からの分離症が見つかった
この場合、 「分離しているから痛い」と すぐに結論づけることはできません。
大切なのは、現在の身体や生活環境に どのような変化が起きているのかを確認することです。
昔からある画像所見だけを見るのではなく、 今の身体の動きや生活の変化も合わせて確認することが大切です。
画像所見
身体・生活の変化
レントゲンでは何が分かる?
腰椎すべり症の診断では、 レントゲン検査が重要です。
一方、脚のしびれなど神経症状がある場合には、 MRIなどによって神経の通り道や周囲の状態を確認することがあります。
レントゲンで「すべり」があれば、それが痛みの原因?
ここが腰椎すべり症で非常に重要なポイントです。
レントゲンで腰椎のずれが確認されたとしても、 画像だけで現在の痛みの原因を判断するものではありません。
と、画像だけで判断するものではありません。
例えば、同じ腰椎すべり症でも、 症状の出方は一人ひとり異なります。
そのため、画像に写っている「すべり」だけを見るのではなく、 実際にどのような症状が出ているのか、 神経の状態や身体の動きはどうなっているのかを確認することが重要です。
「すべっている骨」は元に戻せる?
腰椎すべり症と診断された方から、 このような質問をいただくことがあります。
ここは明確にしておく必要があります。
例えば、身体の使い方によって腰へ負担が集中している場合があります。
こうした身体の使い方が重なれば、 腰への負担が増える可能性があります。
十分に動きにくい
集中しやすくなる
なぜ「立っていると腰がつらい」の?
腰椎すべり症の方では、 長時間立っていると腰がつらくなる という訴えがあります。 立ち方や股関節の動きによっては、 腰へ負担が集中している場合があります。
立っている時の腰痛について詳しく見る
例えば、日常生活では次のような場面で 腰のつらさを感じることがあります。
特に反り腰傾向が強かったり、 股関節が十分に伸びなかったりすると、 立位で腰を反らせて身体を支える場合があります。
その状態が続けば、 腰の一部へ負担が集中することがあります。
痛くなるのか
立っていないか
十分動くのか
「歩くと脚がしびれる」のはなぜ?
変性すべり症では、 腰椎のずれに伴って神経の通り道が狭くなり、 脊柱管狭窄症と似た症状 が現れることがあります。
歩いた時に出る脚の症状について詳しく見る
例えば、次のような症状がみられることがあります。
腰椎すべり症ページでは、 なぜ神経の通り道が狭くなる可能性があるのか という病態を理解することが重要です。
「歩くと脚がしびれる」「休むとまた歩ける」といった 間欠性跛行については、腰部脊柱管狭窄症のページで詳しく解説しています。
腰部脊柱管狭窄症について詳しく見る腰を反ると痛い。でも前かがみで痛い人もいます
腰椎すべり症では 「腰を反ると痛い」 方がいる一方で、 前かがみや座っている時につらい方もいます。 病名だけで症状の出方を決めつけることはできません。
痛みが出る動きについて詳しく見る
腰椎すべり症では、 「腰を反ると痛い」 という症状がみられることがあります。
しかし、 「すべり症=必ず反ると痛い」 と決めつけることはできません。
中には、次のような症状が出る方もいます。
このような場合には、 すべりだけでなく、 椎間板や股関節、骨盤など別の要素も含めて確認します。
腰椎すべり症=手術ではありません
「腰の骨がずれている」と聞くと、 手術が必要なのではないかと不安になる方もいるでしょう。
症状の程度や神経の状態、 日常生活への影響などを確認しながら、 医療機関では保存的な治療が行われる場合があります。
一方で、神経症状が強い場合や、 日常生活への支障が大きい場合には、 手術を含めた専門的な治療が検討されることがあります。
あおぞら整骨院では何を確認する?
あおぞら整骨院では、 レントゲン撮影やMRI検査を行い、 腰椎すべり症そのものを診断することはできません。
そのうえで、医療機関ですべり症と診断された方について、 現在の身体の状態を確認していきます。
なぜ「股関節」と「骨盤」まで確認するの?
と思う方もいるかもしれません。
人が立つ・歩く・しゃがむといった動作では、 腰だけが動いているわけではありません。
例えば、股関節が後ろへ十分伸びない状態で歩くと、 その動きを腰を反らせることで補う場合があります。
動きにくい
腰を大きく反る
集中する
あおぞら整骨院で行う施術
身体の状態を確認し、 医療機関での治療が優先される状態ではないことを踏まえたうえで、 現在の身体機能に合わせて施術を行います。
01 腰への負担を確認
実際に、どのような動作で症状が出るのかを確認します。
こうした実際に症状が出る動作を確認したうえで、 腰の一部分へ負担が集中していないかを見ていきます。
02 股関節へのアプローチ
股関節の可動域が小さく、 その動きを腰で補っている場合には、 股関節周囲へアプローチします。
03 骨盤の動きを確認
立つ・歩くといった動作で、 骨盤がどのように動いているかを確認します。
身体を動かした際に、 腰だけへ負担が集中しにくい状態を目指します。
04 姿勢・歩行を確認
施術だけでなく、 日常生活でどのように身体を使っているかも確認します。
こうした姿勢や歩行も含めて、 日常生活の身体の使い方を確認します。
施術後は「生活で困っていた動作」を確認します
腰椎すべり症の施術では、 施術直後の感覚だけで経過を判断するのではありません。
実際の日常生活で何ができるようになったかを確認します。
時間
距離
初回の施術前後でこんな変化を感じる方がいます
腰椎すべり症・脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニアの違い
腰や脚の症状では、 似た言葉がいくつも出てきます。
しかし、 それぞれ意味は異なります。
腰椎が本来の位置から 前後へずれている状態です。
神経の通り道である脊柱管などが狭くなり、 神経が影響を受ける病気です。 腰椎すべり症に伴って 脊柱管が狭くなることもあります。
椎間板の組織が突出し、 神経根などへ影響することで、 脚の痛みやしびれが生じることがあります。
実際の改善ストーリー
腰椎すべり症は、画像上の「すべり」だけでは 実際のつらさを判断できません。 ここでは、 長く立つ家事や買い物で腰がつらかった60代女性 の実際の経過をご紹介します。
医療機関のレントゲンで 腰椎すべり症 と診断されていました。
腰が痛い
腰が重くなる
家事の途中で休みたくなる
初回は、画像上の「すべり」だけで判断せず、 実際にどのような動きで腰へ負担がかかっているのかを確認しました。
家事や買い物が以前より楽に。
日常生活で腰を気にする時間が 減っていきました。
立っている時の腰痛、歩行時のつらさ、 家事や買い物で困っていた方など、 実際に来院された患者さまの改善ストーリーをご覧いただけます。
腰椎すべり症の改善ストーリーを詳しく見る →※身体の状態や施術による変化には個人差があります。
医療機関での確認を優先したほうがよい症状
整骨院で様子を見ることを優先せず、 医療機関での確認が大切です。
よくある質問
腰椎すべり症について、患者さまからよくいただくご質問をまとめました。 気になる項目を開いてご覧ください。
Q すべった腰の骨は元に戻りますか?
あおぞら整骨院の施術で、 画像上の腰椎のすべりそのものを元の位置へ戻すことはできません。
施術では、腰・骨盤・股関節・姿勢・歩行などを確認し、 現在腰へ集中している負担を減らせる部分がないかを探します。
Q 腰椎すべり症は手術しないと治りませんか?
すべり症と診断されたすべての方が 手術になるわけではありません。
症状や神経の状態、 生活への影響などによって治療方法は異なります。
Q 分離症とすべり症は同じですか?
同じではありません。
腰椎分離症は、 腰椎後方の一部に分離が生じている状態です。
その分離を背景として腰椎がずれた状態が、 分離すべり症です。
Q 昔から分離症があります。最近の腰痛もそれが原因ですか?
画像だけでは判断できません。
昔から分離症があり、 それまで症状なく生活していた場合には、 「なぜ今になって症状が出たのか」を 現在の身体や生活状況も含めて確認することが大切です。
Q すべり症でも運動していいですか?
症状や神経の状態によって異なります。
「すべり症だから絶対に運動してはいけない」と 一律に考えるのではなく、 医療機関からの指示や現在の症状を確認しながら判断してください。
Q 腰を反るストレッチは避けた方がいいですか?
腰を反ることで痛みや脚の症状が強くなる場合には、 無理に繰り返す必要はありません。
一方で、 すべり症だからすべての方が 反る動作を禁止するわけでもありません。
現在どの動きで症状が変化するのか を確認することが大切です。
「すべり症だから仕方ない」と言われた方へ
「すべり症だから仕方ない」
と言われた方へ
今の身体を確認すると、 まだ変えられる部分 が見つかることがあります。
●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/10/5
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