
膝の内側が痛んでいた70代女性
歩き始めや階段を下りるときに膝の内側が痛み、立ち上がりや長時間の歩行にも不安を感じていた患者さまです。
痛みが続いたことで買い物や外出を控えるようになり、「このまま歩けなくなってしまうのではないか」と不安を感じていました。
しかし、今回の膝の痛みは、 痛みを感じている膝の内側だけの問題ではありませんでした。
- 歩き始めに膝の内側が痛む
- 階段を下りると痛みが強くなる
- 椅子からの立ち上がりがつらい
- 長い距離を歩くことに不安がある
- 買い物の途中で休みたくなる
- 痛みが怖くて外出を控えている
※施術効果には個人差があります。
※当院では画像診断は行っておりません。医療機関での診断内容をもとに、お身体の動きや負担のかかり方を確認しています。
骨盤の歪みで
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あおぞら整骨院へご相談ください。
目次
来院時の症状|歩き始めと膝の内側が痛む
膝の内側へ痛みを感じていました
来院されたのは、歩行や階段で膝の内側に痛みを感じていた70代女性です。
はっきりとした転倒やケガのきっかけはありませんでしたが、少しずつ歩くときの違和感が強くなり、次第に日常生活にも影響が出るようになっていました。
特に、 動き始めや膝へ体重がかかる動作 で、痛みを感じやすい状態でした。
- 朝起きて歩き始めるとき
- 椅子から立ち上がるとき
- 階段を下りるとき
- 買い物で長く歩いたとき
- 膝を伸ばしきろうとしたとき
- 歩行中に方向を変えるとき
最初の一歩で、膝の内側にズキッとした痛みを感じていました。
少しずつ動きやすくなり、歩き始めより痛みが落ち着いていました。
歩く時間が長くなると、再び膝の内側の痛みが強くなっていました。
階段では、上るときよりも下りるときに強い不安があり、手すりにつかまりながら一段ずつ慎重に下りていました。
痛みへの不安から近所への買い物も短時間で済ませるようになり、 以前より外出する機会が減っている状態 でした。
問診・検査|股関節・足首・歩き方を確認
股関節・足首・歩き方まで確認
最初に、痛みが出始めた時期やきっかけ、痛む場所、日常生活で困っている動作を詳しく伺いました。
そのうえで、膝の状態だけでなく、 股関節・足首の動きや、立ち上がり方、歩き方 まで確認しました。
痛みが出ている場所だけを見るのではなく、膝の内側へ負担が集中している理由を確認することが大切です。
- 膝の腫れや熱感
- 膝の曲げ伸ばし
- 膝を伸ばしきったときの痛み
- 膝の内側で負担がかかっている場所
- 太ももの前側・後ろ側の筋肉
- 股関節の曲げ伸ばしや回旋
- 足首の柔軟性
- 立ち上がるときの膝とつま先の向き
- 歩行時の足の着き方
- 左右への体重のかけ方
痛みのある側へ体重をかけることを避け、反対側へ身体を傾けながら歩く癖がみられました。
歩くときにつま先が外側へ向きやすく、足を着いた際に膝へねじれが加わっていました。
POINT! 当院で確認したポイント
- 膝が最後まで伸びにくい
- 膝内側の関節包周辺の動きが低下している
- 半膜様筋など太もも裏側の筋肉が硬い
- 股関節の回旋運動が小さい
- 足首を前へ曲げる動きが硬い
- 歩くときにつま先が外側へ向きやすい
- 立ち上がりで膝が内側へ入りやすい
- 痛みを避ける歩き方で左右差が大きい
膝の内側が痛むからといって、膝の内側だけに原因があるとは限りません。今回は、 股関節と足首が十分に動かないことで、歩行や階段のたびに膝へねじれが加わり、膝の内側へ負担が集中している状態 でした。
原因分析|股関節と足首の硬さにより、膝の内側へ負担が集中
膝の内側へ負担が集中
負担が集中した理由を確認
今回の膝の内側の痛みは、単純に年齢だけで説明できる状態ではありませんでした。
歩く、立ち上がる、階段を下りるといった動作では、膝だけでなく、 股関節・膝・足首が連動 して動きます。
しかし、今回の身体の状態では、股関節の回旋と足首の動きが小さくなっていました。そのため、本来は股関節や足首で分散される負担を、膝が代わりに受けていました。
股関節と足首の動きが低下
つま先が外側へ向き、足の着き方が不安定になる
歩行や立ち上がりで膝にねじれが加わる
膝の内側にある関節包や筋肉へ負担が集中する
歩き始め・階段・立ち上がりで痛みが出る
また、膝が伸びにくい状態のまま歩いていたため、常に膝を少し曲げた姿勢になり、太ももの筋肉にも力が入り続けていました。
今回のポイントは、痛む膝の内側だけを揉むことではなく、 歩くたびに膝の内側へ負担が集中していた理由を整えること でした。
施術プラン|膝の動きとねじれを整え、歩き方まで確認
立ち上がり・歩き方まで確認
身体の使い方まで整える
身体の状態を確認し、今回は膝の内側に負担をかけている組織と、股関節・足首の動きの両方へ施術を行いました。
痛みを感じている場所だけに施術するのではなく、 歩行や立ち上がりで膝へ負担を集中させていた身体の使い方 まで確認しながら進めました。
膝を強く押したり、痛みを我慢して無理に曲げたりすることはせず、その日の痛みや動きを確認しながら施術を進めました。
今回は膝だけでなく、骨盤や股関節を含めた身体全体のバランスにも崩れがみられたため、状態に応じて次の施術を組み合わせました。
本気の整体 + 骨盤×股関節矯正
施術後は必ず立ち上がりと歩行を確認しました。施術台の上で動きが変わったかだけでなく、 実際の日常動作で膝への負担が減っているか まで確認しています。
施術経過|歩き始めの不安が減り、買い物へ行きやすい状態へ
買い物へ行きやすい状態へ
膝の痛みだけでなく、股関節・足首の動きや立ち上がり方、歩き方を継続して確認しながら施術を進めました。
膝・股関節・足首の状態を調整
施術前は、椅子から立ち上がった直後に膝の内側へ痛みがあり、最初の数歩を慎重に歩いていました。
膝周囲の組織と股関節・足首の動きを調整した後は、膝を伸ばしやすくなり、立ち上がった際の身体の傾きも少なくなりました。
歩行時の痛みは残っていましたが、施術前より足を前へ出しやすくなりました。
初回は無理に歩く距離を増やさず、痛みが強くならない範囲で身体を動かすことをお伝えしました。
また、立ち上がるときは両足を引き、つま先と膝の向きをそろえてから立つよう確認しました。
膝を伸ばしやすくなり、立ち上がり時の身体の傾きが軽減
立ち上がりと膝の向きを確認
歩き始めに感じていた膝の内側の痛みが、以前より早く落ち着くようになりました。
椅子からの立ち上がりもスムーズになり、身体を反対側へ大きく傾ける動作が少なくなってきました。
階段を下りる際にはまだ不安がありましたが、手すりにつかまりながら、一段ずつ膝とつま先の向きをそろえて下りられるようになりました。
自宅では、椅子に座った状態で行う足首の運動と、膝を無理なく伸ばすセルフケアを続けていただきました。
歩き始めの痛みが早く落ち着き、立ち上がりもスムーズに
歩き方と体重移動を確認
歩行時の膝のねじれが少なくなり、痛みのある側にも以前より自然に体重をかけられるようになりました。
近所への買い物でも、途中で何度も立ち止まることが減り、外出に対する不安にも変化がみられました。
階段を下りる動作では手すりを使っていましたが、以前のように一段ごとに強い痛みを警戒することが少なくなりました。
膝の痛みだけでなく、股関節と足首の動き、立ち方、歩き方を継続して確認したことで、膝の内側へ負担が集中しにくい状態へ変化していきました。
自然に体重をかけやすくなり、近所への買い物にも行きやすい状態へ
痛む膝の内側だけでなく、股関節・足首の動き、立ち方、歩き方を継続して確認したことで、 歩くたびに膝の内側へ負担が集中しにくい状態 を目指しました。
※施術による変化や、必要な施術回数・期間には個人差があります。
担当者コメント|年齢だけで膝の痛みを判断しないことが大切です
まとめ|歩行や階段で起こる膝の内側の痛みには理由があります
膝の内側の痛みには理由があります
今回の70代女性は、歩き始めや階段を下りるときに膝の内側が痛み、買い物や外出を控えるようになっていました。
- 膝内側の関節包周辺の硬さ
- 半膜様筋の緊張
- 膝の伸びにくさ
- 股関節の回旋運動の低下
- 足首の硬さ
- つま先の向き
- 歩行時の膝のねじれ
- 痛みを避ける歩き方
膝周囲への施術に加えて、股関節・足首・立ち上がり方・歩き方まで整えたことで、歩き始めや立ち上がりの痛みが軽減し、以前より安心して買い物へ行けるようになりました。
痛む膝だけを見るのではなく、 股関節・足首・立ち方・歩き方まで含めて確認すること で、膝の内側へ負担が集中する理由が見えてきます。
- 歩くと膝の内側が痛い
- 階段を下りるのが怖い
- 年齢だから仕方がないと思っている
- 痛みが怖くて外出を控えている
このようなお悩みがある場合は、痛む膝だけでなく、股関節・足首・立ち方・歩き方まで確認することが大切です。
お近くの院を選んでご予約いただけます。ほかの膝の改善実例もあわせてご覧ください。
※施術効果には個人差があります。
※症状の程度や原因によっては、医療機関での検査や受診が必要な場合もあります。
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●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/7/20
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和田町院 中山院 金沢文庫院
判断しないことが大切です
担当者コメント
膝が痛くなると、痛む部分を揉んだり、サポーターで固定したり、できるだけ歩かないようにしたりする方も少なくありません。
痛みが強い時期に無理をしないことは大切ですが、必要以上に動かさない状態が続くと、膝の曲げ伸ばしや筋力が低下する場合があります。
股関節と足首の動きが変わり、歩くときの膝のねじれが少なくなったことで、膝の内側へ集中していた負担にも変化がみられました。
大切なのは、膝の痛みを年齢だけで判断するのではなく、 現在どこに負担がかかり、なぜ歩くたびにその負担が繰り返されているのかを確認すること です。