
首・肩のこりと肩甲骨の痛み
立ち仕事で疲れがたまると、 首から肩、肩甲骨まわりまでつらくなる。 そんな30代女性の改善ストーリーです。
「仕事をしていると、だんだん首と肩がつらくなる」
特に疲れがたまった時に、肩甲骨付近まで痛みが広がっていました。
首を前に倒すと肩甲骨付近が痛む
肩甲骨の位置を支えながら同じ動きを行うと、 痛みが軽減しました。 そのため、痛い場所だけでなく、 肩甲骨の位置や筋肉への負担も確認しました。
2回目頃には仕事中のつらさが軽減
5回目には症状が出ない状態へ
現在は月1回のメンテナンスと セルフケアを継続しています。
※身体の状態や施術による変化、必要な施術回数には個人差があります。
来院時の状態
首・肩から肩甲骨までつらい
今回の患者さまが悩んでいたのは、 首・肩のこりと肩甲骨まわりの痛み でした。 立ち仕事で疲れがたまるにつれて、 つらさが強くなっていました。
首・肩が重くなる
肩甲骨の内側まで痛む
最初はそれほど気にならない
首・肩が重くなる
肩甲骨まわりまで痛む
「肩がこっているから仕方ない」ではなく、
なぜ仕事中に痛みを繰り返すのかを確認すること。
問診・検査
首を動かした時の痛みが軽減
まず、首を前後・左右に倒したり、 左右へ向いたりして、 どの動きで症状が出るかを確認しました。
首を前に倒すと、
肩甲骨付近に痛み
首を左へ倒す動きに硬さ
首を前へ倒す
肩甲骨まわりに痛みが出る
肩甲骨を少し支える
肩甲骨を内側・上方向へ 手で支える
首を前へ倒す痛みが軽減
同じ動きをしても、 肩甲骨まわりの痛みが軽くなった
「首を動かすと痛い=首だけが原因」
とは限りません。
肩甲骨の位置や動きも、
症状に関わっている可能性が考えられました。
初回検査|左腕は肩の高さ付近までしか上がらない
実際に腕を上げてもらうと、 左腕には強い可動域制限がみられました。
腕が肩と水平になるあたりで止まり、 それ以上上げることが難しい状態でした。
背中へ手を回す動きにも 強い制限がみられました。
これらの動きは、 日常生活のさまざまな場面に関係します。
そのため今回は、 単に「腕が何度上がるか」だけではなく、 日常生活での困りごとも確認しました。
患者さまが実際の生活で
何に困っているのか
なぜ「脇腹」を確認したのか|
肩を上げる動きは肩関節だけではありません
肩を上げる動きは肩関節だけではありません
腕が上がらないと、 「肩関節が硬いんだろう」と 思うかもしれません。
しかし、腕を頭の上まで上げるには、 肩関節以外の場所も連動して動く必要があります。
今回の患者さまも、 腕を上げる時に肩だけで頑張るような 動きになっていました。
そこで初回は、 「どこを変えると腕の動きが変わるのか」 を一つずつ確認しました。
特に大きな変化が出たのは、
脇腹から背中側にかけての部分でした。
原因分析
首まわりに負担がかかりやすい状態
検査で注目したのは、 肩甲骨が背骨から離れ、やや低い位置にあること でした。
肩甲骨が外側・下方向にあることで、
首から肩甲骨につながる筋肉が
引っぱられやすい状態
肩甲骨と首は筋肉でつながっています。 肩甲骨の位置によっては、 首や肩甲骨まわりに負担がかかりやすくなると考えました。
肩甲骨を内側・上方向へ支えると、
首を前に倒した時の痛みが軽くなりました。
▼ タップすると詳しい説明が開きます
胸やわき、腕の前側の筋肉との関係
身体を確認すると、 胸の前・わき周辺・腕の前側 に強い張りがみられました。
胸の前側にある筋肉
わきから肩甲骨につながる筋肉の周辺
腕の前側にある筋肉の周辺
こうした部分の張りが、 肩甲骨を前方へ引きやすい動きに 関係している可能性があると考えました。
なぜ立ち仕事で疲れると痛くなるのか?
肩甲骨が外へ開き、下がった状態では、 首から肩甲骨につながる筋肉が 引っぱられやすくなります。
今回は立ち仕事で疲れがたまるにつれ、 その負担が増し、 首肩のこりや肩甲骨まわりの痛み が強くなっていた可能性を考えました。
施術プラン
前側から引っぱる負担にも着目
今回は肩甲骨まわりの痛みだけでなく、 胸の前・わき・腕の前側の筋肉の張り にも着目して施術を進めました。
肩甲骨が無理なく動きやすい状態を目指す
痛い場所だけをほぐすのではなく、 肩甲骨の位置や周囲の筋肉の張りを確認しながら、 身体の前側と後ろ側の両方に施術しました。
小胸筋・前鋸筋周辺・上腕二頭筋周辺の 張りを確認し、 肩甲骨を前方へ引きやすい 筋肉の緊張に対応しました。
肩甲骨の位置によって 引っぱられやすくなっていた 首から肩甲骨周囲の筋肉にも施術し、 動きやすい状態を目指しました。
施術経過
5回目には症状を感じない状態へ
施術室での身体の変化だけでなく、 実際の仕事中に首・肩や肩甲骨がどう感じられるか を毎回確認しながら進めました。
仕事中のつらさが軽減
仕事中も症状を感じない状態へ
月1回のメンテナンスへ
▼ 各項目をタップすると、詳しい経過が開きます
1〜2回目 仕事中の首・肩が気になりにくく 疲れた時のつらさが軽減
初期は、肩甲骨の位置に関わる筋肉の張りと、 首・肩甲骨まわりの状態を確認しながら 施術を進めました。
2回目頃には、 「仕事中も前ほど気にならなくなってきた」 という変化がみられました。
疲れるにつれて出ていた
首・肩のつらさが軽減
3〜5回目 仕事中も症状を感じない状態へ 日常生活での変化を確認
その後も、 施術直後の身体の軽さだけでなく、 実際に仕事をした日に症状が出たか を確認しながら施術を続けました。
5回目頃には、 仕事中も首・肩のこりや 肩甲骨まわりの痛みを 感じない状態になりました。
仕事をしても、
症状を気にせず過ごせるように
その後 セルフケアと月1回のメンテナンスへ 良い状態の維持を目指す段階
症状が落ち着いてからは、 自宅でも取り組めるセルフケアを お伝えしました。
肩甲骨を無理に寄せ続けるのではなく、 胸や肩まわりを動かしながら、 肩甲骨が自然に動きやすい状態を保つこと を大切にしています。
月1回のメンテナンスと
セルフケアを継続
施術後の変化
気にならない状態へ
仕事をしても
症状を感じない状態へ
立ち仕事で疲れるたびに感じていた
首・肩のこりや肩甲骨まわりの痛みに変化がみられました。
「肩が柔らかくなった」ことよりも、
仕事をしても症状が出なくなったこと。
患者さまが最初に困っていた 「立ち仕事中のつらさ」がどう変わったのかを 確認することで、施術後の変化を評価しました。
自宅でのセルフケアを続けながら、
月1回のメンテナンスに移行しています。
※本記事は個別の症例です。 身体の状態や施術による変化、 必要な施術回数には個人差があります。
担当者コメント
痛い場所だけではなく、
「なぜそこに負担がかかるのか」を確認すること。
医療機関を優先したほうがよいケース
首・肩のこりや肩甲骨まわりの痛みの中には、 整骨院での施術よりも医療機関での確認を 優先したほうがよい場合 があります。
胸の痛みや息苦しさ、冷や汗などがある場合
心臓などの重大な病気が関係している可能性もあります。 急に症状が現れた場合や強い症状がある場合は、 救急車(119)を呼ぶなど、速やかに救急対応を受けてください。
まとめ
肩甲骨の痛みでお悩みの方へ
今回ご紹介したのは、 立ち仕事中に首・肩のこりと 肩甲骨まわりの痛みが強くなっていた 30代女性 の改善ストーリーです。
痛い場所だけではなく、
「なぜそこへ負担が続いているのか」を確認すること。
同じ首・肩こりでも、 痛みが出る動作や身体の状態は人それぞれです。 症状を繰り返す背景まで確認することが大切です。
首・肩こりや肩甲骨まわりの痛みでお悩みの方は、
お近くのあおぞら整骨院へご相談ください。
※身体の状態、施術内容、施術による変化、 必要な施術回数には個人差があります。 本記事は一症例の経過をご紹介するもので、 すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/10/9
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そこだけが原因とは限りません。
今回の患者さまは、 肩甲骨まわりに痛みを感じていました。
しかし検査では、 肩甲骨を内側・上方向へ支えると、 首を動かした時の痛みが軽くなる という反応がありました。
そのため、痛みがある場所だけでなく、 肩甲骨の位置や、 胸・わき・腕の前側にみられた 筋肉の張りにも着目しました。