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腕を上げると肩が痛い|五十肩ではなく肩関節インピンジメント症候群かもしれません

治療コラム

2026.05.01





横浜市・川崎市周辺で、

「腕を上げると肩が痛い」
「洗濯物を干す時につらい」
「服を着る時に肩の前側がズキッとする」

このような症状でお悩みではありませんか?

その症状、単なる肩こりや五十肩ではなく、肩関節インピンジメント症候群の可能性があります。インピンジメントとは、簡単に言うと肩を上げた時に、肩の中で筋肉や腱が“挟まってしまう”状態のことです。特に、腕を横から上げる時や、スポーツで腕を大きく使う時に痛みが出やすく、放っておくと腱板炎や腱板損傷につながることもあります。

あおぞら整骨院では、肩の痛みを「筋肉が硬いから揉む」だけで終わらせず、【なぜ肩の中で挟まっているのか】【なぜ腕を上げる時だけ痛いのか】【再発しないために、肩甲骨や骨頭の動きをどう整えるか】まで確認しながら施術を行います。



次のような症状がある方は、肩関節インピンジメント症候群の可能性があります。





腕を上げると肩が痛い
洗濯物を干す時につらい
服を着る時に肩が痛む
横から腕を上げると途中で引っかかる
肩の前側がズキッとする
夜間痛は少ないが、動かすと痛い
野球やテニスで肩が痛い
肩を回すと引っかかる感じがある
「五十肩かもしれない」と言われた
マッサージをしてもすぐに戻ってしまう

特に多いのが、

肩を上げる途中だけ痛い」「ある角度で引っかかる」というパターンです。

これは、肩の中で腱や滑液包がスムーズに動けず、肩峰の下で挟まっているサインかもしれません。

インピンジメント症候群は、肩の腱板が断裂するなどといった明確な損傷が無いにも関わらず、痛みが起こる疾患で、肩のこすれや肩の骨と腱や滑液包(かつえきほう)がぶつかり合って炎症を起こす状態を指します。また、インピンジメントとは、英語で“挟まる・ぶつかる”という意味です。

通常の状態

肩峰下の隙間に十分なスペースがあり、腱板や滑液包が圧迫されたいない状態になります。





※肩峰…肩のいちばん外側・上側にある出っ張った骨

※腱板…肩を動かしたり、肩関節を支える4つの筋肉の腱の総称。

4つの筋肉の腱は

・棘上筋(きょくじょうきん)

・棘下筋(きょくかきん)

・小円筋(しょうえんきん)

・肩甲下筋(けんこうかきん)

※肩峰下滑液包…腕をあげるときに、骨と腱が直接こすれないように、間でクッションの役割をしている組織。動きをなめらかにする役割もあります。

インピンジメント

腕を上げた時に肩の中で、棘上筋・上腕二頭筋長頭腱・肩峰下滑液包などが、肩峰の下で挟まったり、こすれたりして痛みが出る状態です。





※専門的には、肩峰の下にあるスペースを肩峰下スペースといいます。

この肩峰下スペースが狭くなると、腕を上げるたびに腱や滑液包が圧迫され、炎症や痛みが起こりやすくなります。わかりやすく言うと、肩の中にある“通り道”が狭くなり、腕を上げるたびに組織が挟まってしまう状態です。

特に40代以降の方や、腕をよく使うスポーツでのアスリートや、肩を酷使するなどの、仕事に従事している方に多く見られます。この状態になると、腕を上げたときに鋭い痛みが走ったり、夜寝ているときにズキズキと疼いたりするのが特徴です。初期には「なんとなく重い感じ」や「腕が上がりにくい」という違和感から始まるため、「そのうち治るだろう・・・」と放置しやすいのが厄介です。

そもそも「インピンジメント」とは英語で「衝突」や「挟まること」という意味で、肩の中で組織同士がぶつかることに由来します。この機械的な衝突が繰り返されることで、炎症が慢性化し、最終的には腱が切れてしまうこともあるため、放置せず注意が必要です。尚、症状はスポーツ以外、加齢または、疲労、肩を強くぶつけるなどのケガで起こる場合もあります。





肩が痛いと聞くと、「肩の筋肉がこっているのかな?」「マッサージすれば良くなるかな?」と思う方も多いです。しかし、腕を上げた時に痛む肩は、筋肉そのものだけでなく、

腱が通るスペース
骨頭の位置
肩甲骨の角度
腱や滑液包の滑り

が関係していることが多くあります。肩の痛みでよく聞く

腱板炎
腱板損傷
肩峰下滑液包炎
石灰沈着性腱板炎

なども、この肩峰下スペース周辺で問題が起きることがあります。

だからこそ、肩の痛みは「痛いところを揉む」だけでは不十分です!

大切なのは、どこで挟まっているのかなぜその場所に負担が集中しているのかを見極めることです。

次の項目をチェックしてみてください。


□ 腕を横から上げると肩が痛い
□ 上げる途中で引っかかる感じがある
□ 肩の前側がズキッと痛む
□ 夜よりも、動かした時に痛い
□ 洗濯物を干す動作がつらい
□ 服を着る時に肩が痛い
□ マッサージをしてもすぐに戻る
□ 巻き肩・猫背がある
□ 野球やテニスで肩が痛い
□ 五十肩と言われたが、動かせる角度もある

2つ以上当てはまる場合は、肩関節インピンジメント症候群の可能性があります。ただし、このチェックは診断ではありません。痛みが強い場合、外傷後に腕が上がらない場合、力が入らない場合、しびれがある場合は、整形外科での検査が必要になることもあります。

肩関節インピンジメント症候群は、五十肩と間違われることがあります。どちらも「肩が痛い」「腕が上がらない」と感じるため、患者さん自身では区別が難しいです。ただし、傾向としては次のような違いがあります。




五十肩は、肩の関節包という袋が硬くなり、肩全体の動きが悪くなる状態です。

前から上げても痛い
横から上げても痛い
後ろに手を回すのも痛い
夜寝ている時にズキズキ痛むことがある
肩全体が固まったように動きにくい

というように、全体的な動きの制限が出やすいです。

一方、インピンジメントは、

腕を上げる途中の角度で痛い
引っかかる感じがある
動かした時だけズキッとする

ことが多いです。特に、横から腕を上げた時に痛む、洗濯物を干す時に痛む、スポーツで腕を振る時に痛む場合は、インピンジメントの可能性があります。





肩関節インピンジメント症候群には、特に

腕を横から上げたときの約60°~120°あたり(インピンジメントゾーン)

で痛みが出やすいとされています。この現象を有痛孤徴候(ペインフルアーク)と呼ばれ、肩を上げる途中だけ痛みが出て、さらに上まで上げると痛みが少し軽くなることもあります。

ただし、実際には五十肩とインピンジメントが重なっているケースもあるため、自己判断せず、肩の動き方を確認することが大切です。

肩関節インピンジメント症候群の原因は、単純に「肩を使いすぎたから」だけではありません。

多くの場合、肩の痛みの背景には、肩甲骨の位置骨頭の動き肩の後ろの硬さインナーマッスルの働きが関係しています。ここでは、特に多い3つの原因をわかりやすく解説します。

インピンジメントで特に重要なのが、後方タイトネスです。後方タイトネスとは、肩の後ろ側にある組織が硬くなっている状態です。

主に関係するのは、棘下筋小円筋後方関節包です。




腕を上げる時、肩の骨頭はただ上に動くのではなく、関節の中で少し後ろや下に滑りながら動きます。ところが、肩の後ろが硬いと、この骨頭の滑りが悪くなります。すると、本来スムーズに動くはずの骨頭が上にぶつかりやすくなり、肩峰の下で腱や滑液包が挟まりやすくなります。つまり、肩の前側が痛くても、原因は後ろ側の硬さにあることが多いのです。ここが、肩の痛みを改善するうえでとても大切なポイントです。




2つ目の原因は、肩甲骨の前傾です。




簡単に言うと、肩甲骨が前に倒れている状態です。猫背や巻き肩がある方は、肩甲骨が本来の位置よりも前に傾きやすくなります。すると、肩峰の下のスペースが狭くなり、腕を上げた時に腱や滑液包が挟まりやすくなります。特に関係しやすいのが、胸の前にある小胸筋です。

小胸筋が硬くなると、肩甲骨が前に引っ張られ、肩の通り道が狭くなります。




そのため、あおぞら整骨院では肩だけでなく、胸の前の硬さ・肩甲骨の角度・猫背や巻き肩の状態まで確認します。肩の痛みなのに、胸や背中を調整する理由はここにあります。



3つ目は、三角筋とローテーターカフのバランスです。




三角筋は、 肩を形成し、腕の動きに重要な役割を果たします。 特に、腕を上げたり横に伸ばしたりする動作に不可欠です。

ローテーターカフは、肩の骨頭を関節の中で安定させる役割があります。普段の生活であまり意識されないかもしれませんが、肩を滑らかに動かすうえで、とても重要な役割を担っているとされています。

最初の方で、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋、主にこの4つの筋肉のことを腱板と説明しましたが、腱板を英語で言うと「ローテーターカフ」です。

※腱板=ローテーターカフ

つまり、ローテーターカフがうまく働くことで、腕を上げても骨頭が上にぶつからず、スムーズに動くことができます。反対に、インナーが働かず三角筋だけで腕を上げようとすると、肩の中で挟まりやすくなります。




ローテーターカフ損傷は、「スポーツ選手だけがなるもの」と思われがちですが、実際には日常生活の中でも起こりうるとされています。とくに野球のピッチャー、水泳のクロール選手、テニスのサーブなど、肩を繰り返し大きく動かす競技で起こりやすいとされています。これらの動作は、肩の外旋・内旋を何度もくり返すため、ローテーターカフの筋肉や腱に細かい負担が積み重なっていくようです。







肩関節インピンジメント症候群は、初期であれば「腕を上げる時だけ痛い」「少し引っかかる」程度のこともあります。しかし、その状態で使い続けると、肩峰の下で腱や滑液包が何度もこすれ、炎症が強くなることがあります。進行すると、

腱板炎
肩峰下滑液包炎
腱板損傷
石灰沈着性腱板炎

につながる可能性があります。特にスポーツをしている方や、仕事で腕をよく使う方は、痛みを我慢しながら使い続けることで悪化しやすいです。「まだ上がるから大丈夫」「痛いけど動かせるから平気」と思っていても、肩の中では負担が積み重なっていることがあります。違和感の段階でケアすることが、悪化予防にはとても大切です。

肩が痛い時に、自己流で次のようなことをしてしまう方がいます。




痛い角度まで無理に上げる
強く揉みすぎる
肩を大きく回し続ける
痛みを我慢して筋トレする
スポーツを休まず続ける
湿布だけで様子を見る

これらは、一時的に楽になったように感じても、肩の中で挟まる原因が残っていると、また痛みが戻ることがあります。また、無理に動かしたりしてしまうと、かえって炎症や損傷を悪化させる可能性があったり、痛みや腫れなど肩の負担を増やす原因にもなり、慢性化するリスクも高まります。

特に、インピンジメントの場合は“通り道が狭いまま動かす”ことが問題です。

そのため、ただ動かすのではなく、

肩甲骨の位置
骨頭の滑り
胸や背中の硬さ
インナーの働き

を整えたうえで、正しく動かすことが大切です。




多くの場合、肩の痛みに対して

「肩を揉む」
「電気をかける」
「湿布を貼る」

だけで終わってしまうことがあります。しかし、肩関節インピンジメント症候群は、痛い場所だけを揉んでも根本的な改善につながりにくいケースがあります。大切なのは、なぜ肩の中で挟まっているのか
を見つけることです。

あおぞら整骨院では、肩の痛みを筋肉の硬さだけでなく、骨頭の位置と滑走で見るという考え方で施術します。

肩の中で腱や滑液包がスムーズに動けるように、肩甲骨・胸・背中・インナーマッスルまで含めて評価します。




まず重要なのが、小胸筋の硬さです。小胸筋は胸の前にある筋肉で、硬くなると肩甲骨を前に引っ張ります。肩甲骨が前に倒れると、肩峰下スペースが狭くなり、腕を上げた時に挟まりやすくなります。そのため、当院では肩だけでなく、小胸筋の硬さを確認し、肩甲骨が正しい位置に戻りやすい状態を作ります。






腕を上げる動きには、肩だけでなく胸や背中も大きく関係しています。特に、大胸筋と広背筋の間のスペースが狭くなると、腕の可動域が大きく制限されます。この部分が硬いままだと、肩だけで無理に腕を上げる形になり、インピンジメントが起こりやすくなります。当院では、大胸筋と広背筋のバランスを整え、腕が自然に上がりやすい状態を作ります。






肩関節インピンジメントで特に重要なのが、肩の後ろ側です。

棘下筋・小円筋・後方関節包

これらが硬くなると、骨頭が正しく滑れず、肩峰の下でぶつかりやすくなります。肩の前側が痛いからといって、前側だけを施術しても改善しにくい理由はここにあります。後ろの組織が滑るようになることで、肩の中の通り道が広がり、腕を上げた時の痛みが軽減しやすくなります。






肩は、肩関節だけで動いているわけではありません。腕を上げる時には、肩甲骨も一緒に動く必要があります。これを肩甲上腕リズムといいます。肩甲骨がうまく動かないまま腕を上げると、肩の中で挟まりやすくなります。当院では、

前鋸筋
広背筋
肩甲骨の動き
体幹との連動

まで確認し、肩だけでなく肩甲骨までしっかり整えます。「肩を上げると痛い」という症状でも、実際には肩甲骨の動きが原因になっていることも多いため、ここまで見ることが大切です。




症状の強さや期間によって、おすすめの施術メニューは異なります。

軽度|違和感・軽い引っかかり

本気の体 Lite

「まだ痛みは軽いけど、腕を上げると違和感がある」
「スポーツ前にケアしておきたい」
という方におすすめです。




中等度|腕を上げると痛い・日常生活で困る

本気の体 Basic

洗濯物を干す、服を着る、横から腕を上げるなど、日常生活で痛みが出ている方におすすめです。肩の状態を確認しながら、原因となっている部分をしっかり整えていきます。肩の状態を確認しながら、原因となっている部分をしっかり整えていきます。

迷ったら、まずはBasicがおすすめです。




慢性・スポーツ障害|長引く痛み・再発を繰り返す

本気の体 Advance

野球、テニス、バレーボール、水泳などで肩を使う方や、何度も痛みを繰り返している方におすすめです。肩だけでなく、肩甲骨・胸郭・体幹・動作のクセまで確認し、再発予防までサポートします。

ご予約方法はお電話かネット予約から!

お近くの院にお電話かネット予約から

【本気の整体Lite~Advance】を選択して

ご予約お願いいたします。

迷ったら、「本気の整体Basic

から始めるのもおすすめです。




症状:腕を上げると肩の前側が痛い
施術
:本気の体 Basic
経過
:3回で挙上時の痛みが軽減。5回でスポーツ復帰。

この方は、肩の前側に痛みが出ていましたが、原因は肩の後ろの硬さと肩甲骨の動きの悪さにありました。小胸筋・大胸筋・広背筋・後方タイトネスを調整し、肩甲骨の動きを再教育することで、腕を上げた時の引っかかりが軽減しました。

※改善までの回数には個人差があります。

Q.肩関節インピンジメント症候群は自然に治りますか?

A. 軽い炎症であれば、安静や負担の調整で落ち着くこともあります。ただし、肩の中で挟まりやすい動きが残っていると、再発を繰り返すことがあります。特に、腕を上げるたびに痛い、スポーツで痛みが出る、数週間続いている場合は、早めに原因を確認することをおすすめします。



Q. 五十肩との違いは何ですか?

A. 五十肩は、肩の関節包が硬くなり、肩全体の動きが悪くなることが多いです。インピンジメントは、腕を上げる途中の角度で痛みが出たり、引っかかる感じが出たりすることが多いです。ただし、症状が似ていることもあるため、実際には肩の動き方を確認して判断する必要があります。



Q. マッサージだけで良くなりますか?

A.一時的に筋肉が緩んで楽になることはあります。しかし、インピンジメントは肩の中で組織が挟まる状態なので、痛いところを揉むだけでは根本改善につながりにくいことがあります。肩甲骨の位置、骨頭の滑り、後方タイトネス、インナーの働きまで整えることが大切です。



Q. スポーツを続けても大丈夫ですか?

痛みの程度によります。軽い違和感であっても、投球・サーブ・スマッシュなどで痛みが出る場合は注意が必要です。痛みを我慢して続けると、腱板炎や腱板損傷につながる可能性があります。大会前や試合前でも、早めにケアすることで悪化を防ぎやすくなります。



Q. どのメニューを選べばいいですか?

軽い違和感であれば、本気の整体 Lite。腕を上げると痛い、日常生活で困る場合は、本気の整体 Basic。
慢性的な痛みやスポーツ障害、再発予防まで見たい場合は、本気の整体 Advanceがおすすめです。

迷った場合は、まずBasicをおすすめしています。



腕を上げると肩が痛い
洗濯物を干す時に痛い
服を着る時に肩の前側がズキッとする
横から上げると途中で引っかかる

このような症状は、肩関節インピンジメント症候群の可能性があります。インピンジメントは、単なる肩こりではありません。肩の中で腱や滑液包が挟まり、腕を上げるたびに負担がかかっている状態です。だからこそ、痛いところを揉むだけではなく、

なぜ挟まっているのか
肩甲骨は正しく動いているか
骨頭はスムーズに滑っているか
後方タイトネスはないか

を確認することが大切です。あおぞら整骨院では、肩の痛みを筋肉だけで判断せず、骨頭の位置・滑走・肩甲骨の動きまで評価し、再発しにくい身体づくりをサポートしています。「五十肩かな?」と思っていた肩の痛みが、実はインピンジメントだったというケースも少なくありません。腕を上げる時の痛みや引っかかりでお悩みの方は、早めにご相談ください。



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●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)

●更新日2026/5/1

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