column 治療コラム

慢性腰痛|患者さまの改善実例

治療コラム

2026.02.02




なかなか治らない腰の痛みが

つらかった患者さまがラクになるまで



来院時の症状|なかなか治らない腰の痛み


慢性腰痛


40代・男性 / 事務職

1年ほど前から腰の痛みを感じるようになり、特にここ

1週間は痛みが強くなっていました。

5日前に整形外科でレントゲン検査を受けましたが「骨に問題はない」と診断され、湿布を処方されたものの痛みは改善せず来院されました。

 朝起きるときが一番つらい
 動いているうちに少し楽になる
 椅子に座っていると徐々に腰がつらくなる
 腰を反らす動きで痛みが強くなる
 腰痛を何度も繰り返している

これらの特徴から、代表的な慢性腰痛の状態でした。

原因分析|腰だけが原因ではなかった


慢性腰痛


検査の結果、腰が反った姿勢(反り腰)が強く、腰の筋肉だけでなく、背中から首にかけての筋肉まで常に緊張している状態でした。

ご本人も「体が硬い」と自覚されており、前かがみで床に手がつかないほど柔軟性が低下していました。

特に問題となっていたのは、
 ● 骨盤まわりの関節・筋肉の硬さ
 ● 股関節から太もも前の筋肉の強い緊張
 ● 大腰筋(腰の奥にある筋肉)の機能低下
 ● おしり・脚の筋肉のバランスの崩れ

腰だけの問題ではなく、腰を支える全身の筋肉バランスの乱れが慢性腰痛の原因と考えられました。

施術プラン|痛みの根本原因へのアプローチ


慢性腰痛


痛みのある腰だけを施術するのではなく、腰が反ってしまう根本原因にアプローチする方針としました。
 ● 大腰筋(腰の奥の筋肉)の緊張を改善
 ● 股関節・大腿直筋(太もも前)の調整
 ● 腰痛を繰り返す原因となるわき腹の筋肉への施術
 ● 姿勢(反り腰)の改善

これらを段階的に行い、再発しにくい体づくりを目指しました。

治し方と経過|施術後に起きた明確な変化

腰の動きの検査から、慢性腰痛の主な原因と考えられる大腰筋への施術を実施。

<施術後>

  座った状態から立ち上がる動作がスムーズに
 ➡ 腰の重さが軽減

ただし、腰を反らす動きにはまだ痛みが残っていました。自宅ケアとして『壁ストレッチ(大腰筋エクササイズ)』を指導。

腰を反らす動作で負担となっていた、わき腹の筋肉を中心に施術。
 腰を反らす動きがスムーズに
 痛みはあるものの、動作の改善を実感

引き続き壁ストレッチを継続。

日中の腰の違和感がほとんど気にならなくなり、朝の起き上がりも問題なくなりました。

再発防止のために、
 ● 猫背姿勢
 ● ストレートネック
へのアプローチも追加し、反り腰の根本改善を進めました。

反り腰が徐々に改善し、腰痛の再発もなし。

今後は、
 ● 2週に1回のメンテナンス施術
 ● 全身バランスの調整

を行いながら、運動もランニングから再開予定。痛みが怖くて控えていたゴルフの練習も再開し、最終的には通院を卒業し、完全改善を目指しています。

POINT|この症例から分かること(慢性腰痛改善のヒント)

 ● 慢性腰痛は「腰だけ」が原因とは限らない
 ● レントゲンで異常がなくても痛みが出るケースは多い
 ● 反り腰・股関節・大腰筋の問題が関係することがある
 ● 根本原因にアプローチすることで改善が期待できる



※次のような症状がある場合は
整骨院の前に医療機関へご相談ください。
・排尿・排便の異常、会陰部(股の間)のしびれ
・発熱、強い夜間痛、原因不明の体重減少、がんの既往 など


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執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)

更新日2026/2/5

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