column 治療コラム

野球肩・野球肘の原因と治し方|投げると痛い本当の理由

治療コラム

2026.02.05




ボールを投げると痛い方へ

野球肩・野球肘

肩が原因ではありません




「投げると肩や肘が痛い」
「休むと良くなるがまた痛くなる」
「フォームが悪いと言われた」
このようなお悩みはありませんか?
野球肩・野球肘は、肩や肘だけを

治療しても改善しません
当院には試合に出たい学生
他院で改善しなかった選手
が多く来院されています




投球時に肩・肘が痛い
投げた後に痛みが残る
球速が落ちた
コントロールが悪くなった
練習量が増えてから痛みが出た
このような症状は、野球肩・野球肘の典型的なサインです。特に学生野球では、少し痛くても無理してしまい、悪化してから来院されるケースも少なくありません。

野球肩・野球肘とは、投球動作の繰り返しによって肩や肘に負担がかかり、痛みや機能低下が起こるスポーツ障害です。ピッチャーだけでなく、キャッチャー、内野手、外野手など、繰り返しボールを投げる選手に起こります。
特に成長期の小学生・中学生・高校生は、骨や関節がまだ発達途中のため、負担が集中すると痛みが出やすくなります。

野球肩・野球肘というと、肩や肘そのものが悪いと思われがちですが、実際にはそれだけではありません。本当に見るべきなのは、投球動作全体の中でどこに問題があるかです。

野球肩・野球肘の原因として、一般的には次のようなことがよく言われます。

投げすぎ
フォーム不良
筋肉の硬さ
ウォーミングアップ不足
練習後のケア不足

もちろん、これらも原因の一部です。ただし、これだけでは不十分です。なぜなら、同じ練習量でも痛くなる子とならない子がいるからです。同じフォームでも、痛みが出る選手と出ない選手がいます。

つまり本当の問題は、肩や肘に負担が集中してしまう体の使い方にあります。

あおぞら整骨院では、野球肩・野球肘の本当の原因は、全身の連動性の崩れだと考えています。

投球動作は、肩や肘だけで行うものではありません。足で踏ん張り、股関節で力を生み、体幹で支え、肩甲骨から腕へと力を伝えることで、はじめてスムーズな投球ができます。

この連動が崩れると、本来は全身で分散されるはずの負担が、肩や肘に集中します。
その結果、痛みが出たり、何度も再発したりするのです。

肩や肘は“被害者”であって、根本原因は別の場所にあることが少なくありません。

股関節の硬さ

股関節が硬いと、下半身の力をうまく使えません。すると本来、足から骨盤、体幹を通して伝わるはずの力が使えず、腕だけで投げる動きになりやすくなります。

その結果、肩や肘に必要以上の負担がかかります。
特に、
踏み込みが浅い
軸足で踏ん張れない
下半身主導で投げられない

といった状態がある選手は、股関節の可動域が関係していることがあります。野球肩・野球肘の改善には、肩や肘を見る前に、まず股関節がしっかり使えているかを確認することが大切です。

体幹の弱さ

体幹が安定していないと、下半身で作った力を上半身へうまく伝えられません。投球動作の中で体がぶれやすくなり、そのぶれを肩や肘で無理に調整することになります。

すると、
投球時に体が流れる
リリースが安定しない
球速が落ちる
コントロールが乱れる

といった変化が出てきます。

体幹は、ただ腹筋を鍛えればいいというものではありません。大切なのは、投球動作の中でブレずに支えられる状態を作ることです。

肩甲骨の可動域不足

肩甲骨の動きが悪いと、肩関節だけで無理に腕を上げたり、振ったりすることになります。その結果、肩前方や肩後方、肘の内側・外側にストレスが集中しやすくなります。

特に野球選手では、
肩が上がりにくい
投げ終わりに詰まる感じがある
腕が振りにくい
背中や脇まわりが硬い

といった状態が見られることがあります。肩甲骨は、投球動作の中でとても重要な役割を持っています。
そのため、肩が痛いからといって肩だけを見るのではなく、肩甲骨の動きまで含めて評価することが大切です。

フォームの問題

投球フォームの乱れも、野球肩・野球肘の原因の一つです。ただし、フォームの問題といっても、「気をつけて投げましょう」で解決することは多くありません。

なぜなら、フォームが崩れている背景には、

股関節が硬い
体幹が弱い
肩甲骨が動かない
疲労で正しい動きができない

など、体の機能的な問題が隠れていることが多いからです。あおぞら整骨院では、フォームそのものを指導するというよりも、フォームの邪魔をしている体の問題にアプローチすることを重視しています。

野球肩・野球肘で本当に知っていただきたいのは、肩・肘は被害者であるという考え方です。

痛い場所だけに電気をかけたり、湿布を貼ったり、その場だけ楽にする施術では、再発を繰り返しやすくなります。なぜなら、負担が集中する原因がそのまま残っているからです。一時的に痛みが軽くなっても、

また投げる同じ場所に負担がかかるまた痛くなる




という流れになってしまいます。だからこそ、野球肩・野球肘は全身の使い方から見直すことが必要です。

野球肩・野球肘が長引く理由の一つは、痛い場所だけに対して処置をして終わってしまうことです。

たとえば、
電気治療だけ
マッサージだけ
湿布だけ
安静だけ

このような対応では、根本原因まで変わらないことがあります。もちろん、炎症が強い時期には安静も大切です。ただし、それだけでは「また投げたら痛い」に戻りやすいのです。本当に必要なのは、なぜ肩や肘に負担が集中したのかを見極め、投げられる体に戻していくことです。

野球肩・野球肘の中には、整骨院での対応だけでなく、医療機関での検査が必要なケースもあります。

以下のような場合は注意が必要です。

安静にしていても痛い
強い痛みが続いている
投げられないレベルの痛みがある
肩や肘に引っかかり感がある
ロックしたように動かしにくい
夜間痛がある
腫れが強い
急に強い痛みが出た

このような症状がある場合は、我慢せずに医療機関の受診をおすすめします。あおぞら整骨院でも、必要と判断した場合は医療機関の受診をおすすめしています。まず見極めることも、学生スポーツ障害ではとても重要です。

あおぞら整骨院の野球肩・野球肘に対する施術コンセプトは、

「投げられる体を作る」

ことです。ただ肩や肘の痛みを軽くするだけではなく、再発を防ぎながら、競技に必要な体の使い方まで整えていくことを大切にしています。学生のスポーツ障害では、「練習しながら、できるだけ早く安全に復帰する」ことがとても重要です。

そのため、あおぞら整骨院では、

まず見極めを重視
必要な場合は医療機関受診を案内
成長期に配慮した無理のない施術
全身評価による再発予防
保護者の方への丁寧な説明
状態に応じた段階的な復帰サポート

を大切にしています。




野球肩・野球肘に対しては、状態に合わせて次のようなポイントにアプローチします。

股関節の可動域改善

下半身がしっかり使えるようにし、腕への負担を減らします。

体幹の安定性向上

投球時に体がぶれにくい状態を作り、力をスムーズに伝えやすくします。

肩甲骨の動き改善

腕を振りやすい状態を作り、肩関節や肘関節へのストレスを減らします。

全身から原因を改善

痛い肩や肘だけでなく、全身の連動性を見ながら原因にアプローチします。

再発予防のためのセルフケア指導

練習前後に必要なケアや、日常で気をつけることもお伝えします。

野球肩・野球肘の施術では、単に痛みを減らすだけでなく、投球に必要な体の使いやすさの変化も目指します。具体的には、

投球時の痛み軽減
投げた後の違和感の軽減
肩や肘の負担感の軽減
球速アップの土台作り
コントロール改善のサポート
パフォーマンス向上につながる体づくり

といった変化が期待できます。もちろん症状の程度や練習量によって個人差はありますが、「痛みを取ること」と「再発しにくい体を作ること」の両方を目指すのが大切です。

改善までの目安は、症状の強さや痛みが出てからの期間によって変わります。

軽度

1〜3回程度で変化を感じるケースがあります。投球量の調整や体の使い方の見直しで改善しやすい状態です。

中度

2〜4週間程度かかることがあります。炎症の状態を見ながら、全身の動きも整えていく必要があります。

慢性化している場合

1〜2ヶ月程度かかることがあります。長く痛みを繰り返している場合は、体のクセや連動性の崩れまでしっかり整える必要があります。

無理に早く投げようとすると再発しやすくなるため、状態に応じて段階的に復帰していくことが大切です。

野球肩・野球肘を放置してしまうと、次のようなリスクがあります。

痛みが慢性化する
投球フォームが崩れる
球速やコントロールが落ちる
投球そのものができなくなる
試合や大会に出られなくなる
長期離脱につながる
将来的な障害に発展する

特に成長期の学生は、「少し痛いけど投げられるから大丈夫」と無理をしがちです。しかし、その我慢が長引く原因になることも少なくありません。早い段階で見極めて、適切な対応をすることが大切です。

野球肩・野球肘は、単なる「投げすぎ」だけが原因ではありません。もちろん投球数や練習量も関係しますが、それだけでは説明できないケースが多くあります。本当の原因は、

股関節の硬さ
体幹の弱さ
肩甲骨の動きの悪さ
全身の連動性の崩れ

など、体の使い方にあることが少なくありません。そのため、痛いところだけを揉む、電気をかける、しばらく休ませるだけでは、また投げ始めた時に再発することがあります。

あおぞら整骨院では、まず見極めること・全身から原因を確認すること・保護者の方にもわかりやすく説明することを大切にしています。

「このまま練習を続けて大丈夫なのか」
「病院に行くべき状態なのか」
「どれくらいで復帰できそうなのか」

そういった不安がある保護者の方も、まずは一度ご相談ください。

野球肩・野球肘は、正しく原因を見つければ改善が目指せるスポーツ障害です。

「試合に出たい」
「できるだけ練習を休みたくない」
「もっとパフォーマンスを上げたい」

そんな思いを持つ学生さんはとても多いと思います。だからこそ、ただ痛みを我慢するのではなく、なぜ痛くなったのかをしっかり見極めることが大切です。

あおぞら整骨院では、肩や肘だけを見るのではなく、股関節・体幹・肩甲骨まで含めた全身評価を行い、できるだけ早く、安全に、競技復帰を目指すサポートを大切にしています。野球肩・野球肘でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。



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状態に応じて可能です。
炎症が強い場合は投球量の調整が必要ですが、軽度であれば練習を完全に止めずに進められるケースもあります。大切なのは、無理をすることではなく、状態を見極めながら進めることです。



フォーム指導は所属チームの監督・コーチにお任せしています。
あおぞら整骨院では、フォームの邪魔をしている体の問題にアプローチします。たとえば、肩甲骨の可動域不足や股関節の硬さなど、体の機能面を整えることで投げやすさをサポートします。



根本原因が残ったままだと再発しやすくなります。一方で、全身の使い方を見直し、原因を改善していくことで再発予防は十分に目指せます。



強い痛み、安静時痛、引っかかり感、投げられないほどの痛みがある場合は、医療機関での検査が必要なことがあります。判断に迷う場合も、まずはご相談ください。必要に応じて受診の目安をお伝えします。



現在、野球肩・野球肘をはじめとしたスポーツ障害のご相談が増えています。
あおぞら整骨院では、一人ひとりのお身体の状態を丁寧に確認するため、予約優先で対応しております。お子さまの肩や肘の痛み、投球時の違和感、繰り返すスポーツ障害でお悩みの方は、お早めにご相談ください。



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●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)

●更新日2026/2/5

 

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