走るとスネが痛い方へ
シンスプリントは安静だけでは
根本改善しにくい症状です
「走るとすねが痛い」
「休むと少し良くなるけど、また練習すると痛い」
「シンスプリントと言われたのに、なかなか治らない」
シンスプリントは“安静にしても治らない代表的な症状”です。
実際には、安静そのものは大切ですが、なぜその足に負担が集中しているのかを見直さないまま復帰すると、再発を繰り返しやすくなります。シンスプリントの評価では、足部のバイオメカニクス、股関節や骨盤まわりの機能、走り方などを含めて原因を見ていくことが重要です。
あおぞら整骨院には、部活を休めない学生さん
他院でなかなか改善しなかった方
試合に間に合わせたい学生さんや保護者の方からのご相談が多くあります。
目次
このような症状はありませんか?

● すねの内側が痛い
● 走ると痛みが出る
● ジャンプで痛い
● 押すと痛い
● 練習後に痛みが強くなる
● 休むと少し楽だが、再開するとまた痛くなる
これらは、シンスプリントでよくみられる症状です。シンスプリントでは、運動中や運動後のすねの痛み、押したときの痛み、すねの内側に比較的広めに出る圧痛が代表的です。
シンスプリントとはなにか?
シンスプリントは、すねの骨である¨脛骨(けいこつ)¨の内側に、繰り返し負担がかかることで起こるスポーツ障害です。一般的には、筋肉や筋膜、骨膜などが繰り返し引っ張られたり、脛骨に反復するストレスが加わったりすることで、痛みが出ると考えられています。

特に、以下のような競技で多くみられます。
● 陸上
● サッカー
● バスケットボール
● バレーボール
● その他、走る・跳ぶ動作が多い競技
シンスプリントは、単なる「一時的なすねの張り」ではなく、繰り返しの負荷によって起こる身体からの警告です。
一般的に言われるシンスプリントの原因
シンスプリントの原因として、よく挙げられるのは
次の3つです。
❶ 使いすぎ(オーバーユース)
❷ 筋肉の硬さ
❸ 疲労の蓄積
もちろん、これらは間違いではありません。実際、シンスプリントはオーバーユース障害として広く知られており、練習量の急増や繰り返しの衝撃は大きな要因です。
ただし、「使いすぎているから休みましょう」だけでは再発予防としては不十分なことが少なくありません。なぜなら、同じ練習量でも痛くなる人とならない人がいるからです。
本当の原因は「足に負担が集中する状態」
あおぞら整骨院では、シンスプリントの本当の問題を「すねが悪い」ことではなく、“足に負担が集中する身体の使い方”があることだと考えています。
痛い場所は、あくまで結果です。
原因は、そこに負担を集めてしまっている身体全体のバランスや動きの中にあることが多いです。
医学的にも、シンスプリントには足部アライメントの乱れ、足のアーチの崩れに関連する所見、股関節機能、骨盤・体幹の安定性、フォームの問題などが関与すると考えられています。
❶ 足のアーチ低下
本来、足のアーチには衝撃を吸収するクッション機能があります。
このアーチが崩れると、着地の衝撃が吸収しきれず、すねに負担が集まりやすくなります。
❷ 股関節の機能低下
股関節がうまく使えないと、走る・踏み込む・切り返す動作の衝撃を足だけで受けやすくなります。股関節や骨盤、体幹の機能は下肢の力の伝わり方に影響し、シンスプリントの評価でも重要です。
❸ 左右差・バランスの崩れ
体の左右差やバランスの崩れがあると、片側の足ばかりに負担が集中し、同じ場所にストレスがかかり続けます。
❹ フォーム(走り方)の問題
走り方や着地のクセに問題があると、毎回同じ場所へ衝撃が入り続けます。
なぜシンスプリントは治らないのか?
シンスプリントが長引く方の多くは、
とりあえず安静 ➡ 湿布 ➡ 痛いところだけマッサージ ➡ 少し良くなったらすぐ復帰
という流れで終わってしまっています。
安静は炎症を落ち着かせるために大切ですし、実際に標準的な保存療法には休養やアイシング、負荷調整が含まれます。ですが、負担が集中する身体の使い方やフォームがそのままだと、復帰後にまた同じ場所へストレスがかかりやすくなります。
つまり、痛い場所を休ませるだけでは不十分で、これだけでは根本原因が改善されないため再発します。負担のかかり方まで変えることが必要なのです!
病院に行くべきケース
すねの痛みは、すべてがシンスプリントとは限りません。
ここで重要なポイントは
シンスプリントだと思っていたら疲労骨折のこともあります!
次のような場合は、シンスプリントだけではなく疲労骨折などの可能性も考える必要があります。
● 安静でも痛い
● 痛みがどんどん強くなる
● ピンポイントで強い痛みがある
● 歩くだけでもつらい
● 痛みが長引いている
● 腫れが強い、強い違和感がある
このようなケースでは、無理をせず、整形外科など医療機関での評価が必要です。局所的な圧痛や安静時痛、悪化傾向は特に注意が必要なサインです。
あおぞら整骨院のシンスプリント施術
すねを治すのではなく、負担を減らす体をつくる
あおぞら整骨院では、シンスプリントに対して「痛いすねだけを追いかける」のではなく、「なぜそこに負担が集中したのか」を見ることを大切にしています。
シンスプリントは、すねだけの問題に見えて、実際には
● 足のアーチ
● 足首の使い方
● 股関節の動き
● 骨盤バランス
● 体幹の安定性
● 走り方や動作のクセ
が関わっていることが多いです。そのため当院では、局所だけでなく全身の連動を見ながら原因を探します。
当院で行う具体的な施術

足のアーチ調整
足部のクッション機能を働かせ、着地衝撃がすねに集中しにくい状態を目指します。

股関節の可動域改善
股関節がしっかり使えると、走る・踏み込む・切り返す動きで足だけに負担が集まりにくくなります。

骨盤バランス調整
左右差やねじれを整え、片側に負担が偏りにくい身体づくりを行います。

走り方・動作改善
フォームの問題が残ったままだと再発しやすいため、部活や競技復帰を見据えて動作まで確認します。
施術後に期待できる変化
状態にもよりますが、施術後には次のような変化が期待できます。
走った時の痛みの軽減
押した時の痛みの軽減
動きのスムーズさ向上
着地や踏み込みのしやすさ向上
練習後の負担感の軽減
実際に、その場で「さっきより走りやすい」「押されても少し楽」と変化を感じる方も少なくありません。
シンスプリントはどれくらいで良くなる?
改善のスピードは、発症時期や痛みの強さ、練習量、フォームの問題、疲労の蓄積具合によって変わります。一般的にシンスプリントは数週間で改善に向かうこともありますが、長引く場合や原因が残っている場合は復帰後に再発しやすくなります。
あおぞら整骨院でのひとつの目安は以下です。
● 軽度 → 1〜3回
● 中度 → 2〜4週間
● 慢性 → 1〜2ヶ月
早い段階で対応できるほど、改善もしやすくなります。
シンスプリントを我慢しながら続けて放置してしまうと、疲労骨折へ進行してしまったり、長期離脱につながる• 走り方が崩れて他の部位まで痛める• パフォーマンスが低下するといったリスクがあります。
お子さまのことでお悩みの保護者の方へ
シンスプリントは、単なる「成長痛」で片づけてよいものではありません。
特に、
● 練習を休むと少し良くなる
● でも再開するとまた痛い
● だんだん練習量に耐えられなくなっている
という場合は、体のどこかに負担が集中する原因が隠れている可能性があります。

しかも、似た症状の中には疲労骨折など、より慎重に見なければいけないものもあります。お子さまの「これくらい大丈夫」をそのままにせず、早めに状態を見極めることが大切です。
まとめ|改善が目指せる症状です
シンスプリントは、正しく原因を見つければ改善が目指せる症状です。
ただ休むだけ
痛いところだけをほぐすだけ
その場しのぎで練習に戻るだけ
では、何度も繰り返してしまうことがあります。
あおぞら整骨院では、足のアーチ・股関節の使い方・骨盤バランス・走り方や動作まで含めて確認し、すねに負担が集中しない体づくりを大切にしています。
「なかなか治らない」
「試合に間に合わせたい」
「部活を続けながら、できるだけ早く安全に戻りたい」
そのような方は、早めにご相談ください。
現在、スポーツによる足の痛み・すねの痛みのご相談が増えています。一人ひとりしっかり状態を確認するため、予約優先で対応しております。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。
▲こちらからお近くの院にご連絡・ご予約ください。
※無理な勧誘・回数券の押し売りは行っていません。
Q&A|よくある質問
Q. 休まないとダメですか?
状態によります。
痛みが強い時期は負荷調整が必要ですが、すべてのケースで完全休止が必要とは限りません。大切なのは、無理をして悪化させないことと、状態に合わせて練習量や内容を調整することです。走り続けることで疲労骨折へ進むこともあるため、我慢して続けるのはおすすめできません。
Q. 再発しますか?
原因を改善すれば再発しにくくなります。
Q. インソールは必要ですか?
必要な場合もあります。
特に足のアーチ低下や扁平足傾向がある方では、シューズやインソールが助けになることがあります。ただし、インソールだけで全てが解決するわけではなく、身体の使い方やフォームの改善も重要です。
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●執筆者/監修者(柔道整復師/近藤厳悟 元住吉院勤務、臨床経験25年)
●更新日2026/3/31